生活の中で私たちは沢山のストレスを受けていますが、このストレスを放っておくと体や心に様々な影響を与えてしまいます。

 

人によって受けるストレスも違ってきますし、同じ状況でも1人はものすごく強いストレスを感じる事があれば、もう1人は平気というように受け取る側によっても様々です。

 

ストレスとは、外部からの刺激で、自分の心や体に負荷がかかっている状態です。

嫌な事を我慢したり、気持ちを抑圧した時などに処理されていない感情が蓄積されていく事を言いますが、このストレスは、段階的に進行していきます。

 

1警戒反応期
刺激を受け反応し、交感神経が緊張状態にある状態

 

2抵抗期
ストレスに耐えながら抵抗している状態

 

3疲はい期
刺激が強すぎたり、長期にわたり耐えきれなくなったり、消耗し抵抗力が無くなり、生体機能に様々な不調が現れてくる状態

 

よくブルーマンデーという言葉を耳にしますが、日曜の夕方から翌日の仕事の事を考えると憂鬱になったり仕事に行きたくないな…という感情を頂いたりする事があります。

ストレスを感じ始めているサインかもせれません。一度立ち止まって自分自身をじっくり見つめ直す事も必要です。

 

心の病は誰もがかかる可能性があります。

少しでも症状が出始めたら信頼のできる人に相談したり、心療内科を受診したりする事をおすすめします。

 

何か症状は出ていませんか?心の病の症状

ストレスの症状は心と体にそれぞれ現れてきます。

心の症状では抑うつ傾向と意欲の低下がみられ、体の症状では頭痛や食欲の低下などが見られてきます。

 

心の症状

・気分が落ち込み、悲しい気持ちになる。
・憂鬱で希望を見出せない。
・集中力が低下し、仕事でミスをしてしまう。
・些細な決断が出来ない。
・注意散漫で人の言う事がすぐに理解できない。
・やる気が出ない。
・人や友達と話すのが億劫。
・テレビや新聞が面白くない。
・身だしなみに関心がわかない、気を使えない。
・不安や焦燥感で落ち着かない。
・毎日の生活に張りがない。

 

体の症状

・ぐっすり眠れない(寝つきが悪く、朝も早くに目が覚めてしまう・何度も目が覚める)
・食欲がわかず何を食べても美味しく感じない
・ダイエットをしていないのに体重が1ヵ月に1キロ減ってしまう
・甘いものが欲しくなり、体重が増えた
・体がだるく、疲れが取れない(疲れやすく・体が重い)
・月経不順や勃起障害・性欲の低下
・頭痛・関節痛や肩・四肢の痛み
・便秘
・動機が激しくなる(呼吸が激しくなる・苦しさを感じる)
・胃痛
・発汗

 

心と体は繋がっており、心に現れて来る不調は体にもあらわれてきます。

気分だけでなく、神経やホルモンや免疫にまで影響があるので複雑にからみあって体の症状となって表れてきます。

 

仕事のストレスから退職や転職をした人の体験談

ストレス社会と言われる現代において、年間500万人もの人がうつの傾向があるとみられています。

業務量や仕事の相性もあると思いますがなかでも、職場の人間関係が主な要因の一つだと言われています。

Aさんは入社後、過度なサービス残業や上司からのパワーハラスメントで、通勤中涙が止まらない時があったり、電車へ飛び込みたいという衝動に駆られたりしていました。

心療内科でうつ病と診断されたにも関わらず、仕事に出て来いと怒鳴られ、体の心配をするどころか、病院のカモにされていると言われ、半年間の休養の後、退職を決意したそうです。

 

Bさんは介護の仕事をしていましたが、夜勤が続き昼夜が逆転の勤務が増えるとどうしても少ない職員で対応しなければならず、精神的にも体力的にも疲れ上司のすすめで心療内科へ通ったそうです。

過度なストレスから病気を発症し、1年半療養生活をしたそうです。

その後の転職活動は大変でしたが、療養中に治療に専念し転職を考えるころには完治し根気よく転職先を探し今の職場を見つけることが出来ました。

自分の限界をある程度理解できている為、いい意味でセーブしたりストレスをためないよう気をつけてながら生活しているそうです。

 

具体的な対処方法

心療内科を受診するのは有効な方法の一つです。

まず、心療内科とは、大きなくくりで言うと内科です。

 

名前のイメージから精神科や内科と混同する人は多いようですが、ストレスからくる体の症状を治す診療科となるので心と体の両方を治療していくのが心療内科となります。

 

ストレスが要因となる様々な症状に対応してくれ、費用も他の診療科とそれほど違いはありません。

 

心療内科を受診する際にはとても勇気がいる方も多いと思います。

現在ではストレスからの病気や不調を方が多くなり、以前よりも認知度が上がってきた為、敷居も少し下がってきたのではないでしょうか?

 

ストレスからの体調不良を少しでも感じたら、早めに受診し対処するに越したことはありません。

ため込みすぎて、症状が悪化する前に受診し、少しでも症状が良くなるように治療に専念する事が大切です。