仕事を辞めたいなと思う事は誰にでもあります。

職場の人間関係や、過酷な勤務状態、給与が安い、仕事がつまらない・・・辞めたいと思う理由は様々です。

 

しかし、辞めたいと思う理由をあまりに率直に述べてしまうと円満に退職出来ず、トラブルになってしまう事があるので注意が必要です。

会社側は、人材を採用する際に面接を行ったり、保険証を作成したり等の事務処理が発生しています。

 

又、実際に仕事をしてもらう為に仕事の教育も行っています。

つまり、人材を育てる為にコストを掛けているので、簡単に辞められては困るというのが会社側の言い分なのです。

そういった会社側をどのように説得するのかが、重要になってきます。

『立つ鳥跡を濁さず』です。去りゆくときはスマートにしたいですよね。

そこで、会社を円満退職する為のコツとマナーをご紹介します。

 

退職理由で使いやすいもの5選

1.「親の介護で実家に帰ることになった」

→ 高齢化社会ですから、30代後半から50代くらいの方であればこの理由が該当するかと思います。

但し、入社面接の際に、多くの企業が『ご両親はご健在ですか?』という質問をしています。

この質問に対し、『両親は他界しています』と答えてしまった人は絶対に使えない理由になってしまいますのでご注意下さい。

実家がそれほど遠くない場合でも、『日中介護が必要』や『食事の面倒をみる必要がある』等を加えれば仕事を辞める十分な理由になります。

 

2.「子供や孫の面倒をみることになった」

→ 小さな子供がいる場合、保育園に預けていたとしても急な発熱等で園からお迎えに来て欲しいと電話がかかって来ることがあります。

このお迎え電話が繰り返されると、仕事を度々休んだりしなくてはなりません。

仕事と子育ての両立が難しくなったと会社側は理解してくれるはずです。

もちろん、おじいちゃんおばあちゃんが両親の代わりに面倒をみることになったという理由も成り立ちます。

 

3.「結婚をすることになった」

→ 若い女性の場合、退職理由で使いやすいものです。いわゆる寿退社です。

結婚を機に家庭に入られる場合にも使えますし、結婚する事でもう少し自宅近くの職場に勤めたい場合や時短労働を希望する場合などにも快く受け入れてくれる退職理由です。

同じ部署にお局様がいた場合でも、会社側としては円満退職の理由なので気にする必要はありませんよ。

 

4.「友人や親戚の事業を手伝う事になった」

→ 中堅社員の人が、友人と会社を起業する事になったというのは、実際によくあることです。

日本経済はベンチャービジネスの力で活性化していますので、それを行おうとする若い人材を快く送り出してくれます。

「また一緒に仕事が出来る日を楽しみにしているよ!」と会社側も応援してくれることでしょう。

親戚の事業を手伝う場合も同様に、新たな道を歩もうとする人材に文句をいう会社は少ないはずです。

 

5.やりたい事がみつかった

→ 漠然とした理由のように見えますが、今の仕事とは別の仕事がしたくなった場合や、キャリアアップをしたいという前向きな考え方の場合の退職理由です。

入社してすぐにこの理由で退職をしたいというのには向いていません。

今の会社でじっくり仕事をして、しっかりと考えを持った時点で使える退職理由です。

 

ウソや不満の理由は言わない方がベター

退職理由に全くのウソを使ってはいけません。

ウソというのは必ずどこかでばれてしまいます。

そうなった際に、取り返しがつきません。

 

だからと言って、辞めたい理由を赤裸々に語る必要はありません。

特に、会社への不満や職場の同僚への不満は言わない方が良いです。

 

不満を聞いた上司や人事部の人が、不満となる原因を解決したら、辞める必要がなくなってしまいます。

そして居心地の悪い環境で再び仕事をしなくてはならない状況に追い込まれてしまいます。

退職しなければならない理由をもっともらしく、伝えるのがベストなのです。

 

仕事を辞めるときに注意しておきたいこと

転職を希望している場合には、転職先が決まってから退職の意志を伝えましょう。

退職したものの、次の就職先がなかなか決まらないと焦ってしまいます。

そして、自分の抱えている仕事を引き継ぐのにどれくらいの時間を要するのかを考えておきましょう。

 

そして、会社の就業規則を確認しましょう。

退職届を出すべき日を、実際に辞めたい日から逆算して計算して下さい。

そして、それよりも前に上司には退職の意志がある旨を伝えておきましょう。

 

さらに、あなたの仕事を他の誰かに引き継ぐ必要もあるはずです。

引き継ぐ時間がないまま退職をされたら、残る人達に多大な迷惑を掛けてしまいます。

仕事の引き継ぎをしっかりと行ったうえで退職できるようにしましょう。

それと同時に有給休暇の残日数も確認しましょう。全ての引き継ぎを行った後に、有給休暇を消化し、退職日を迎えるというのが最も良い退職スタイルです。

最後に、細かいことですが、今まで使用していた社会保険を辞めるのか継続利用するのか、離職票を持ってハローワークに行き失業保険を受け取るのか、人事部からしっかりとお話を聞きましょう。

退職金の支払いがあるかどうかも確認しましょう。

 

まとめ

1.退職理由は会社側が納得できる理由を使う事。

2.退職理由にウソや不満を使わないこと。

3.仕事を辞める時には、時期に気を付け、自分の仕事はしっかりと引き継ぐ。

 

どんなに不満をもっていても、本音と建前をきちんと分けて、円満退職できるようにしましょう。

円満退職が出来れば、新たな人生のスタートにつながることでしょう!!