「仕事を辞めたい・・・。」

「この気持は甘え?幼稚な考え?」

 

そう考えるのは、貴方だけではありません。

実際には多くの人が同じように思っています。

でも、本人は真剣に悩んで家族に相談したのに「甘えだ」と言われたとしたら、さらに悩んでしまうところです。

仕事を辞めたい、という気持ちが甘えなのか、甘えではないのか。

 

 

今回の記事は、社会人暦20年で転職経験も複数回ある方にお願いして「仕事を辞めたいと思うのは甘えなのか?」について書いてもらいました。

 

経験豊富な方の意見なので非常に役に立つと思いますよ。

 

仕事を辞めたいと思った理由はなに!?今の状況は!?

仕事を辞めたいと思う理由は何ですか?

表向きには「もっと自分を高めたい」というとしても、本心は違うこともあると思います。

私は、表向きの理由は家庭の事情でしたが「本音は違う」と思いながら転職活動をしていることが多かったです。

 

では、具体的に仕事が辞めたくなりそうなシチュエーションを考えていきます。

理由として多いのは、人間関係ですよね。

上司と合わない、和を乱す同僚がいる、お局にいじめられる、後輩の方が仕事が出来る、などが考えられます。

 

 

次には、会社に対する不満でしょうか。

サービス残業が多い、ノルマがきつい、社風が合わない、給与など正しく評価されない、急な出張や無理のある転勤を言い渡される、会社の未来が見えない、などですね。

 

あとは、自分自身に理由がある場合です。

他の仕事に魅力を感じる、家族の事情で仕事を続けられない、やりがいが見出せない、体調を崩してしまった、などです。

 

 

仕事を辞めたいと思う理由、辞めたとしたらその後どうするのか。

そこをはっきりしておかないと、将来を考えることは出来ません。

まずは、自分の心に本当の理由を聞いてみましょう。

 

 

仕事を辞めたいと思うのは甘えだけじゃない!?その判断材料は!?

仕事を辞めたいという自分の気持ちは甘えなのか、甘えではないのか。

その判断材料はどこにあるのでしょうか。

 

 

私の考える判断材料は、以下のとおり。

○「周りが何とかしてくれる」のは甘え、「自分が変わりたい」のは甘えではない

○「現状の不満を訴える」のは甘え、「不満を打破しようとする」のは甘えではない

 

自分を正しく評価して欲しい、のか。
自分を正しく評価してくれる会社に移りたい、のか。
自分に優しく接して欲しい、のか。
自分が周りの期待に応えられる仕事をする、のか。
会社を辞めて親に養ってもらいたい、のか。
今の会社では実現不能の理想を見据えて転職したい、のか。

 

 

大前提として、朝起きるのが嫌だ・満員電車が辛い・ただ働きたくないなどというのは、社会人のあるべき姿とは違うので当然「甘え」です。

 

私の体験談ですが、家族に仕事を辞めたいと伝えて、特に父に「甘えだ」と言われたことがあります。

大学を卒業して最初の就職先を、1年足らずで辞めたいと打ち明けたときです。

私自身そんな短期間で仕事から逃げることは甘えだと思っていましたし、せっかく大学まで通わせてくれた両親に迷惑を掛けることになると心苦しかったです。

後から考えると、精神的に追い詰められて逃げ出すように退職はしたものの、人生のステップアップにつながったし、単に甘えではなかったなと考えています。

 

そもそも自分でそんな判断をすることが甘い考えでしょうか。

 

ただし、辞めたい理由が病気であればこの限りではありません。

今の状況がうつ病の一歩手前というのであれば、それは逃げでも甘えでもなくて仕事を辞めるべきです。

会社は、貴方が壊れても何の保障もしてくれません。

うつ病に関しても「甘えだ」という考えの方はそれなりにいますが、本当に病気であれば、原因を取り除いて正しく治療するほうが大事なので、早急に病院にかかるようにしましょう。

 

仕事を辞めたいと思ったなら!?離職と転職に向けて動いてみる!?

甘えであろうと甘えでなかろうと、仕事を辞めたいと思ったら具体的にはどのような動きをすればいいでしょうか。

 

まずは、今の会社を辞めるための流れです。

1、 辞めたい理由を考える
本当の理由をはっきりさせます。

 

2、 辞めた後にどうするか考える
新しい仕事を探す、資格を取る、独立する、実家に戻る、などです。

 

3、 会社側にはどの理由を伝えるか考える
会社に正直に全て伝える必要はありません。

 

4、 上司に辞めたい旨を伝える
同僚や先輩から何となく上司の耳に入った、ということがないように注意します。
また、就業規則などを確認して、希望の退職日を予め考えてから申し出ます。
少なくとも「もう明日から来ません」はご法度です。

 

5、 業務の引継ぎをする
会社側から指示があると思うので、後任への引継ぎや取引先への挨拶を行います。

 

6、 退職日までに身の回りをきれいにする
机やロッカーはもちろん、会社から貸与されているものの返却や、提出書類の作成など、退職に向けてすることはたくさんあります。
また、辞めるのが決まったら仕事が手抜きになった、ということは絶対に避けましょう。

 

離職までに、もしくは退職後に転職活動をします。

1、 退職してからどういう人生を送りたいか考える
どう変わりたいか、次の仕事は何がしたいか、新しい会社に何を求めるか、を考えます。
辞める本当の理由を元に、理想の未来を考えます。

 

2、 転職活動での条件を明確にする
今の何が不満なのか、どこまでなら妥協できるのか、を決めないと同じ失敗を繰り返すことになりかねません。

 

3、 求人情報を得て、面接などを受ける
求人サイト、ハローワークなどを活用して、具体的に転職活動を行います。

 

 

何と言っても円満退社が一番です。
私の経験上、規則では「退職の1ヶ月前に申し出る」となっていたとしても、もともと有期の契約でもない限りは1ヶ月では辞められないことが多いです。

繁忙期や閑散期も考慮したほうがいい場合もあります。
ボーナスや退職金についても確認したほうがいいでしょう。

会社を辞めるにも計画が必要です。

 

それと、転職活動をするにしても、資格を取ったり自分で会社を起こすにしても、期限を決めた方がいいです。

理想は退職日の翌日から次の職場、なのでしょうが、うまく行かない場合もあります。

退職から3ヶ月は無職期間を認める、とか、○月の試験に必ず合格して次の就職に役立てる、などとします。

最悪期限が守れない場合はどうするか(期間を延ばす、アルバイトをする、など)も一応考えておきましょう。

 

まとめ

仕事を辞めたい時に考える順番です。

1) 辞めたい本当の理由と現状を見直す

2) 甘えなのか違うのか判断する

3) 離職と転職の方法を知る

 

ちなみに、仕事を逃げることと甘えは違います。

頼ることと甘えることも違います。

人によって感じ方も違うし、難しいところですね。

 

でも、辞めたい理由が甘えだったら辞めてはいけない、という決まりはありません。

私の体験談に書いたように、辞めたいと考えている今は甘えだと思っても、いい転職活動が出来れば甘えではなくなります。

仕事を辞めるといえば「それは甘えだ」という人は残念ですが一定数はいるので、そんな人には振り回されずに自分の道を進んで行ってくださいね。