たまに耳にする「サザエさん症候群」

日曜日の夕方、サザエさんを目にすると「明日からまた仕事か」という憂鬱な気持ちになる症状です。行きたくない仕事に出かけていくのは辛いですよね。

 

そしていつの日か「仕事、辞めようかな」と思う。

毎日、憂鬱で体がダルくて、無性に泣きたくなる。
自分は病気なんじゃないか?と思うと、また落ち込んでしまう。

 

そんなあなたに、「うつ」ってどんなものなのか?

何となく知っているけど知るのが怖かった人たちに向けて、説明していきたいと思います。

 

仕事を辞めたいって思うのはうつが原因なの!?

あなたはきっと、人当たりのいい、真面目で、責任感のある方ではないですか?

「うつ」になりやすいタイプの典型的な性格なのだそうです。

 

うつを発症するときは、人間関係や環境が急激に変わったり、例えば誰かご家族など身内の方が亡くなったりと、過度なストレスがかかったことが原因でうつになる場合があります。

 

また、現在他の病気で治療されている方は、服用している薬の副作用の可能性も考えられます。(インターフェロン、抗がん薬、ステロイドなど)

 

そんなあなたは今どんな気持ちでしょうか?

・気分が落ち込んで、何日も何週間も強い憂鬱状態が続く。
・不安感に襲われる
・今まで好きだったことができなくなる
・テレビが面白くない
・友人と話すのが面倒
・大したことではないことでも決められない
・注意散漫

 

 

そして、身体的にはどうでしょうか?

・食欲がない
・ダルい
・息苦しい
・頭痛
・動悸
・胃が痛い
・汗をかく

 

これらは「うつ」の精神的、身体的症状です。

あなたが仕事を辞めたいと思うのは、仕事がストレスのかかる業務なのでしょうか?
それとも職場内の人間関係に疲れてしまったのでしょうか?

誰でも会社に行くのが面倒で嫌だなと思うことはありますが、
もし前述した症状に当てはまるようなら「うつ」を少し疑ってしまいますよね。

 

仕事を辞めたいと思ったときに気持ちを楽にする方法って!?

あなたは知っていますか?

「うつ」は気分の問題ではなく病気なのです。

 

どういうことかといいますと、具体的に体の中で異変があるのです。
それは、脳の前頭葉を中心に脳の血流や代謝が低下していることと、
脳の神経細胞の情報の伝わり方に異変が生じていることです。

一見、脳の細胞の話は難しいですが、具体的なメカニズムが分かっているということです。

 

 

仕事が辛くて辞めたいと考えてしまうあなたは、それだけ日々頑張っているんです。
ぜひ、すべてを完璧にこなそうとせずに、抜くところは抜いて、自分を楽にしてあげてほしいと思います。多分、あなたは頑張りすぎです。

 

それでは、気持ちを楽にするにはどんなことがいいのでしょうか?

・とにかく寝る(できるだけ23時前に)
・マッサージ
・グルーミング(人やペットと触れ合う)
・太陽の光を浴びる
・ウォーキング(散歩)を15分程度
・お風呂にゆっくり浸かる
・部屋の空気を入れ替える
・物を作る(没頭して作れるもの)

 

自分を労ってあげることがいいのですね。

上記のなかにグルーミングとありますが、犬や猫を「ヨシヨシ」してあげると喜びますが、それは人でも同じなんだと気付かされました。もし、お友達がひどく落ち込んでいるのを見つけたら、ぜひ「ヨシヨシ」してあげましょう。

 

そして、辛い時は体をリラックスすることを積極的に選びましょう。

何か仕事は全く関係ないことに没頭できる方は「うつ」になりにくいのではないでしょうか。心の中に切り替えスイッチがあれば、自分の辛さから解放される場所を持つことができます。

 

何より一番いいのは「とにかく寝る」ことです。まず簡単に出来ますし、セロトニンという物質の分泌をよくするのに効果があります。

 

うつで辛くなる前にすることや出来ることって!?

「うつ」を考える時、2つの大事な物質があります。

それは「セロトニン」と「ノルアドレナリン」です。

この物質ですが、実は「うつ」に深く関係しています。

 

セロトニンはトリプトファンという物質を体内に入れると合成される物質です。
精神安定や睡眠に深く関わっています。姿勢が良くなったり痛みが和らいだりするのもセロトニン効果の一端なのだそうです。

 

セロトニンの元、トリプトファンを摂取するには大豆製品、乳製品、バナナを食べましょう。過剰に摂取すると発熱やけいれんの副作用があるそうですが、適量を継続して摂取すれば確実に体内でセロトニンが作られます。

 

ノルアドレナリンはやる気や意欲を上げるのに必要な物質です。

怒りのホルモンとも言われており、ストレスに反応します。心拍、血圧を上げて集中力や判断力向上の効果があり、動物本来の生存本能の源である脅威に対抗する働きをしています。

要するに、動物の本来持っている闘争心に必要な物質ということでしょうか。現在の草食系にはこの物質が足りていないのかもしれませんが。

 

よく耳にするアドレナリンは、直接体の筋肉や血管に作用している物質で、このノルアドレナリンは心に作用する物質と簡単に区別できるでしょう。

ノルアドレナリンには必須アミノ酸を含んだ食材がいいのですが、セロトニン同様大豆製品、乳製品につづき肉魚介類、そして一番いいのは「かぼちゃ」です。

 

かぼちゃは必須アミノ酸とともに必要なビタミンCも同時に含まれている食材です。かぼちゃは蒸すとほっこりしていて、闘争心に作用する食べ物には見えないですがおススメです。

 

もしも心が折れそうで辛いときには「思い切って自分の体を甘やかして、たくさん寝てマッサージに行き、適度に部屋を片付けてバナナとかぼちゃを食べる」というのは簡単すぎますが、その余裕を自分の心の中に少しずつ作っていくことが「うつ」を未然に防ぐきっかけになるかもしれません。

 

今まで頑張ってきた自分の心と体へご褒美をあげて、気分を楽にしてくださいね。

 

それでも、まだまだ辛さから解放されない方は、一人で悩まずに病院の扉を開くのも大切な一つの方法です。前述しましたが、もし本当に「うつ」ならば病気なのです。きちんと治療すれば治る病気です。

自分の心を大切に、最良の方法を見つけて明日が楽しみになるような今日を生きられますように。