あなたは今、仕事を持っていますか?
そして、『働きたくない』という気持ちはありますか?
多くの人は、少なくとも一度はそう感じた経験があると思います。
その思いのままに過ごせばいいのかもしれませんが、たいがいの場合は、その気持ちにストレスや心に重しをかかえて、いまの仕事を続けているはずです。
でも、どうせ同じ働くのであれば、楽しく、やりがいを感じ、目的や情熱を持って、ポジティブな気持ちとともに働きたいものです。
そこで、今回は、
「仕事したくない」
「疲れて何もやる気が出ない」
と感じている人たちに、その原因と治療法と解決策考えていきたいと思います。
まずは『働きたくない』原因、理由を解明していきましょう。
悪い癖が 『働きたくない』人にする
仕事をしていて、
「向いてないなぁ」
と感じることはありますか?
でも実際に仕事がデキる、または評価されている人たちの誰もが、センスや才能が秀でているかといえば、そんなことはありません。
または、彼ら彼女らも、最初はあなたと同じ「向いていない状態」だったかもしれません。
では何がその人たちとの差を作ったのでしょうか。
「早起きして習い事をする」
「指示の前に先読みして行動する」
彼らを変えたのは、この小さな「良い癖」をつけることなのです。
つまりは習慣です。
習慣こそ成功への第一歩です。
毎日歯を磨く習慣があるから虫歯にならないんです。
毎日お菓子を食べるから太るんです。
習慣を身に付けることで、まわりとの差を縮め、ついには追い越すのです。
よい癖の習慣は、能力を伸ばします。
『働きたくない』人は、逃げたがり
モチベーションが下がる時。
その時にこそ、腐らずに結果を出せるかが、内面がとても逞しくなるでしょう。
希望しないセクションへ異動させられた。
自分が想像していた評価より、遥かに低い評価をもらった。
そんな時こそ、チャンスなのだと思えるかどうかが、大切なのです。
一生懸命に臨んで、その様な人が永久に報われないなどということは、決してありません。
目標を持って、人の輪を大切にしていれば、必ず誰かは見ています。
ピンチこそチャンス、よく聞く言葉ですが、まさにあなたを鍛えてくれる場なのです。
働きたくない人の反抗的感情
『働きたくない』と思っている人は、社会に反抗的な感情を持っていることが多いです。
プライベートの時間を搾取され、上や外の者に従うばかりの日々。
これは、お金至上主義の現代社会で、お金を払う側が上で、貰う側が下、という構図ができているというのもあります。
『働きたくない』と思う感情に、社会の仕事の構図、社会の構造が不服だという気持ちがあるのです。
その気持ちを抑え込む代償が、給与となって支払われていると思っているからなのです。
人は誰しも、奴隷の様に
「飼われたくない」
「自由でありたい」
と思うものですが、実際に日本のこの社会では、金銭で上下関係が決まっている面がほとんどです。
この様な世界で沈んでいくことに反抗的感情が、『働きたくない』という気持ちを生み出しています。
相性が合わないと感じ、『働きたくない』
上の「社会への反抗的感情」と近いのですが、仕事に就いてもすぐ辞める、転職を繰り返す人には、仕事との相性にこだわりが強すぎる、という人が多いです。
自分とはどういう人間なのか?
自分が生きている理由とは何なのか?
といったことに、強いこだわりを持っているのです。
ただ、そういう人たちの中には、「自分には合わない」ということを、自分への言い訳にしているだけの人もいます。
要は、自分に都合のいいこと、自分にとって気分がいいこと以外は、価値がない、やっている意味がない、不要なものだ、という思考の人です。
この様なこだわりにしがみつき過ぎると、本当に価値のある宝石を見落としかねません。
「価値」とは、楽しいと感じるものにしか存在しない、などということは決してありません。
つらい、苦しい、やりたくない、と感じても、そこには価値があることは多いにあります。
(自分の信念や価値観を押し殺してまで無理する必要はありません。)
それは後々いつか気づくものなのです。
自分の仕事に見合った評価(給与)が得られていない
何のために働くのか。
それはやはり収入のためという場合が多いでしょう。
自分の仕事に見合った給料を得られた時こそ、働く喜びを感じるものです。
努力したことで賃金を受け取り、そのお金で自分の楽しみを手に入れる。
これが仕事と人生との関係、流れです。
しかしいくら仕事をしても、自分が思っている評価より低い、残業代をもらえない、休日に出勤してプライベートの時間をささげたのに賃金をもらえていない、となると人はモチベーションがさがってしまいます。
自分が思う評価と同等またはそれ以上のものを支給されないことが、『働きたくない』という気持ちになるのです。
仕事で大切な人を失った時
仕事に割く時間が多すぎる、仕事関係に時間を使う事が多い、といったことで大切な人(彼氏や彼女、家族)との関係を壊してしまったり、失ってしまったりすることがあります。
残業、休日残業が多い。接待ゴルフ、歓送迎会やその他飲み会が多いなどがそうですね。
仕事で得た賃金で、プライベートに楽しむべきはずのところ、その賃金を得るための仕事でプライベートを壊してしまっては本末転倒。
『働きたくない』と思うようになって当然です。
プライベートがなくなって、もう『働きたくない』
仕事をしてもしても終わりがない。
学生時代から社会人になりたて、または転職したての頃は、引継ぎなど慣れない仕事に手間取りますよね。
それはごく当たり前の事です。
でもだんだん中堅レベルになってくると、下には後輩がいて責任を負わされ、うえには上司がいて我慢やストレスを強いられ、なかなか自分のやり方でやらせてもらえない。
時間に追われてプライベートが減り、責任に対してストレスを感じたりして、『働きたくない』と思ったりします。
興味がないから『働きたくない』
『働きたくない』人は、興味を持てないことは受け入れられない。
やりたくない、で簡単に完結します。
人は誰だって、興味のないことなどはやりたくありません。
それはごく当たり前の心理で、それを工夫して気持ちを入れ替えたり、状況や思考を変えたりなどして、なんとか光を見つけてポジティブに向き合うよう努力をします。
そうして一生懸命むきあっているうちに、実際その仕事に興味を持てるようになる人もいます。
「この仕事に興味を持てない、だから『働きたくない」
これはとても正直な感情ですが、興味を持てるようになる努力を怠り、簡単に『働きたくない』という結果に行きついてしまいます。
自分に価値が見いだせないから『働きたくない』
とにかく自分に自信がなく、仕事をしていても、なにかと「どうせ自分なんて・・・」と、後ろ向きな考えに至ってしまい、『働きたくない』となります。
仕事で失敗したり、仕事場の人間関係がうまくいっていなかったり、嫌なことがあると、すぐ「どうせ自分なんて・・・」と、自分を低く評価し、ネガティブな感情に支配されてしまいます。
中には、仕事に就く前から「どうせうまくいかないに決まっている」などと、最初からネガティブな妄想を働かせ、「悪いことになるくらいなら、働かないでいよう」などと思ってしまう人もいます。
こういったタイプの人には、幼少期に評価を得られなかった人が多い傾向があります。
親や周りの人間から肯定される経験があまりないと、自己を肯定する感情が育たず、成人してから自己評価が低くなってしまうのです。
「デキない自分」は良くないシチュエーションになると思い込んでいるので、『働きたくない』のです。
目指すものがないから『働きたくない』
あなたは100点満点を取れるようになりたいですか?
それとも大きな喜びはなくとも、合格ラインであれば70点でもいいと思いますか?
100点を取るという目標を掲げて動く人と、まぁ70点とれればいいなと思いながら過ごしている人では、行動が全く違うのは、誰でもわかることでしょう。
目標を立てて、それを達成するために動く人は、仕事に精を出す、自分で勉強する、などの努力をします。
欲は誰にでもあるものです。
ただし、その大きさは人により違います。
その違いが人に差をつけるのです。
「欲」と言うと生々しく感じたり、捉えにくかったりするかもしれませんが、要は「目標」です。
これが欲しい!これを手に入れるぞ!という目標、これが何よりも人の行動を変えます。
『働きたくない』人は、この「欲」が小さい、または無く、「別に出世したいとか思ってないし・・・」、「普通に生活できる程度もらえればそれでいい・・・」、だから『働きたくない』なのです。
義務や責任がイヤだから『働きたくない』
『働きたくない』人は、極端に義務や責任を嫌がる、逃避する傾向があります。
社会人となって仕事を持てば、どんな立場の人間でも責任を負うことになります。
仕事で失敗をしたとき、ノルマを達成できなかったとき、職場や周りの人間に損害を与えたときなど、責任を取らなければならなくなります。
部下を持つ立場ともなれば、毎日責任に追われている感じもするでしょう。
人によっては、プライベートの時間でさえも、仕事用の携帯が気になったり応答せざるを得なかったりすることもあります。
休日に楽しんでいる時間を急遽ストップさせて、仕事に向かわなければならない状況になることもあります。
『働きたくない』人は、そんな思い絶対に嫌ですよね。
『働きたくない』人にとって義務や責任など、こんなつらくてしんどいものはありません。
そんな思いはしたくない。避けよう。
そのために、『働きたくない』と感じてしまうのです。
人付き合いが面倒だから『働きたくない』
仕事をするとなると、人間関係に気を使う機会から逃れる事はできません。
それは今までにあった、ただの友人関係などよりもずっと複雑で、難しいものです。
職場では、同僚や上司との付き合いだけでなく、接待や飲み会のようなものもあります。
仕事自体より、職場での人間関係を避けたいと感じていることが多いです。
『働きたくない』人は、コミュニケーション能力に自信がないがために、人付き合いが面倒だったり、ひどい人には致命的な問題と捉えている場合もあります。
職場では業務上、人とのやりとりが大切になるので、それをわずらわしく感じ『働きたくない』となってしまうのです。
ここまで多々の『働きたくない』原因、理由を挙げてきました。
ではどうしたら『働きたくない』を治療できるのでしょうか。
アイデア次第で『働きたくない』を治す
『働きたくない』原因の中で、自分を評価されない、または自分が思っている自己評価よりも低い、が『働きたくない』につながるという話をしました。
では、自分が評価した自分は、本当にその評価に価するものなのでしょうか。
実は自分が知らないだけで、自分がした仕事は今までにも他の人もこなせていた程度のものかもしれません。
自分が出したアイデアは、既出のものかもしれません。
なぜ自分の評価が低いんだ!と納得いかない人は、まずはいまいちど自分を見直してみましょう。
近くに居る「デキる人」たちを見て、振り返る。
そしてまずはその人たちを真似することで、自分のレベルをあげましょう。
自分のレベルが上がるほど、周りに認められ、また出すアイデアも冴えていくものです。
そのループが仕事のモチベーションへとつながります。
基本を振り返り『働きたくない』を治す
人に礼を尽くすと、必ず自分に返ってきます。
子どもの頃、親からや学校で、どの様なことを言われて来たでしょうか。
「あいさつをしましょう」
「ありがとう、ごめんなさいを言える子になりましょう」
「嘘をついてはいけません」
「喧嘩はいけません」
「弱いものいじめはいけません」
なぜこれらが、どの子供にも繰り返し言われて来たのか。
社会で生きていくうえで、必要なことだからなのです。
しかし、これらができる社会人は減ってきています。
基本に返り、基本に忠実に行動することで思考が変わり、『働きたくない』からの脱出ができるのです。
失敗が『働きたくない』を治す
誰もが一度は聞いたことがある言葉。
「失敗は成功のもと」
なぜなら、失敗から学べることが多いからです。
そこで学んだものが大きな実をつけ、成功の花を咲かせます。
チャレンジ → 失敗 → 模索 → チャレンジ
この繰り返しが、成功につながります。
「失敗しちゃったからダメ」
ではなく、
「せっかく失敗したんだ、活かそう!」
が大切です。
自分と向かい合い『働きたくない』を治す
どんな職場でも、どんな仕事であっても、面白いところもあるし、そうでないところもある、ということを知っていなければなりません。
「これがやりたい仕事だったら楽しいのに・・・」と考える人もいるでしょうし、「内定がこの会社しかもらえなかったから、特に入社を一番に希望していたわけではない。
他に選択肢がなかったんだ」、なんて人もいるかもしれません。
毎日同じことの繰り返し作業でも、効率よく仕事することによって、仕事の質を高めたりして、うまくできた時の喜びにつなげ、仕事のモチベーションへとつながるものです。
仕事の本当の面白さが分かるのは、今自分の手にある仕事に本気で取り組んだ時なのです。
「目の前の仕事」に真剣になりましょう。必ず何かが見えてきます」。
女性の『働きたくない』は、こう回避する
女性の場合、幸運なことに『働きたくない』男性よりは生きやすい社会です。
なぜなら、現代でも「男は大黒柱えあり、女は家を守る」という考えが根強いからです。
つまり、『男性は働き、女性は家を守る』というタイプの思考の男性と結婚すれば、専業主婦という選択肢が現れ、『働きたくない』女性が働かなくてよくなります。
ただし、一定以上の家事能力が必須条件となります。
高い家事能力を持つ。
これが『働きたくない』人を救う方法です。
早めのの婚活が『働きたくない』を助ける
上であげたように、『働きたくない』女性のベストな道が、専業主婦でしょう。
当然そのためには結婚することが必須です。
婚活は20代女性であれば、かなり成功率が高いと言われています。
専業主婦をもとめる男性というのは、実際結構いるもので、年上で経済力のある男性に、専業主婦をもとめるタイプを掴まえれば、もちろん家事などはしないといけませんが、あなたの『働きたくない』は叶えられます。
『働きたくない』女性は、早めに婚活をしておきましょう。
実家ぐらしで『働きたくない』を叶える
一生実家というのは難しいとしても、『働きたくない』女性が実家で家事見習いをし、婚活、結婚相手を見つけ、専業主婦になる。
これが『働きたくない』女性の思いを叶える、最良の方法でしょう。
家事を手伝えばお母さんも助かり、家事能力も向上させられ、夢の専業主婦という道も広くなるというわけです。
そこそこの収入・貯蓄がある家ならば、娘が一人働かず実家にいても、大した問題ではありません。
ただし良い歳をして実家暮らしなのは嫌厭されることがあるので、あまり自分から人に話さない方が良いかもしれません。
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確かなことは、「行動しない人に、結論はでない」ということです。
このような、小さな行動ときっかけが、『働きたくない』と欝々していたあなたを、楽しく仕事をする人へ変えるかもしれないのです。
『働きたくない』あなたが、自分の市場価値を知り、他のたちより一歩先に進めるのです。
こうしてあなたの同世代の人たちや、あなたと同じ『働きたくない』だった人たちは、ネガティブな自分から抜け出し、日々仕事にプライベートにと、楽しくすごしているのです。
自分の価値を知り、『働きたくない』を治す
『働きたくない』を自力で何とかしようと思ったら、そう生ぬるい覚悟ではできません。
『働きたくない』状態に入ってしまったら、イキイキと仕事をする自分になるのは、なかなか難しく、大抵の人は第三者の力を借りて、『働きたくない』という負の思考だったところから抜けだしているのです。
第三者の力のうちの1つに、スカウトサービスの利用があります。
こういったスカウトサービスを活用することで、スキルアップや、天職と言えるような仕事に就いた著名は、たくさんいます。
そのため、これが一般的な方法としてよく知られるようになったのです。
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他には、勝間和代さん。
こちらも、スカウトエージェントの力を利用して、キャリアアップを重ねています。
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勝間和代さんと三田紀房さんは著作で、『3つ以上のエージェントサイトに登録するべき』と、ご自身のスカウトエージェンシー利用経験から、書かれています。
中途半端に仕事ができる人ほど、天狗になってスカウトが来ないのは、よくあることです。
一方、『働きたくない』と後ろ向きな人ほど、環境や待遇が変われば化けることもあり、多くの企業からスカウトがきたりもします。
このような市場価値を決めるのは、あなた自身ではありません。
ですので、自分の市場価値を調べ、確認することはとても重要なのです。
それが早ければ早いほど、活かせる機会や良い環境で働けるチャンスが、将来的に長く大きく増えるということです。
また、予めエージェントを使っていれば、いざ本気で転職しようと決めた時や、この時代によくある「リストラ」という目に遭ってしまった時、もう限界だ、退職だ!となったときなどには、メンタル面でも「何とかなる手がある」と、安心感が持てる、という大きなメリットがあるのです。
これらをふまえ、『働きたくない』から、イキイキと働くあなたへと変わりましょう。
まとめ
この記事を読んで今一度自分の価値観や信念というものを見つめ直してみてください。
ただ、僕の考えでは、別にやりたくない仕事を我慢してやり続ける必要はないと思っています。
インターネットを使えば、収入を得る方法はたくさんありますからね。
ご自分に合った働き方を探してみてくださね。