よく「田舎には仕事がない!」という言葉を耳にします。

確かに求人数も都会に比べれば格段に少ないですし、職種も限られます。

若い人からしたら物足りないし、田舎暮らしでは不便を感じる事も多いでしょう。

ただ、ずっと田舎で生活している私からすると、「都会に住む事はできないな」と、東京にある本社で仕事をしていた時に実感しました。

多少の不便さはあったとしても、緑に囲まれ、好きなガーデニングでもしながら、のんびり生活できる方が私にとっては幸せだったからです。

都会には都会の大変さがあるように、田舎には田舎の大変さがありますが、もちろんメリットもあります。

田舎では競争相手が少ない分、あなたが挑戦したい仕事によっては成功も十分あり得るからです。

田舎暮らしの現実を確認して、将来の選択肢の1つとして「Uターン」を考えてみてはいかがでしょうか?

※この記事は社会人歴10年のプロライターさんに代筆していただきました。

 

田舎で働くことと都会で働くことの一番の違い

田舎と都会の違いについて、あなたも実感しているかもしれませんが、1番の違いは選べる仕事が限られてしまう事ではないでしょうか?

 

・工場関連の仕事
・大工や設備などの建築関係
・医療関連もしくは介護職
・ドライバーなどの運送業
・マイホームを中心とした不動産業
・飲食店などのサービス業

 

上記は、田舎でよく見る求人です。

 

 

さらに地域によっては、自営や農家以外では大分限られてきます。

勤務時間も決まっている事が多く、自由に選べるほど仕事がありません。

そして、移動手段も車が必須である事が多いです。

 

それに比べて都会では、様々な働き方を選ぶ事ができ、求人数も多い事から何社も応募する事が可能ですよね。

なにより都会は物価が高い分、給与も良いです。

 

私の個人的な感想としては、そもそもの生活リズムや、時間の流れが違うような印象を受けましたね。

田舎での仕事の探し方

田舎でも転職サイトの利用は可能です。

ただし、地方に強い転職サイトに登録する事をお勧めします。

 

 

また、地方では人材不足もあってUターン向けの転職イベントを開催している場合も多いです。

そういったイベントに足を運び、実際に企業から話を聞くのも良いですし、その場で面接する事も可能なので、あなたの地元のイベント情報を確認してみると良いでしょう。

 

 

そして、最後はあなたもご存知のハローワークです。

地方の会社は、大抵はまずはハローワークで求人を出します。

Uターンしようか迷っているならば、まずはネットでハローワークの求人情報を確認してみると良いでしょう。

田舎の農家は意外と食べていける?

育てる野菜や果物によっては、田舎では土地代も安いので十分稼ぐ事は可能です。

 

私の親戚にも、様々な野菜や果物を育てている家族がいますが、お子さんが3人いて十分生活していけるレベルです。

跡継ぎ問題で悩んでいる農家も多いので、あなたが現地で修行する気があるならば、歓迎ムードの農家も多いはずですよ。

 

 

ただ、なぜ跡継ぎ問題が深刻かと言うと、やはり農業はハードだからです。

夏場のハウス内での作業は汗びっしょりになるので、1日作業しただけで2~3kg体重が減る事もありますし、育てている野菜によっては深夜に作業する場合もあります。

天候に左右されやすいですし、長期休暇も厳しく、農機があるとはいえ体力的にも慣れるまでは大変かもしれません。

 

 

だからこそ、初心者の場合は週末だけ農業を手伝う事から始めてみてはいかがでしょうか?

就農や定住者向けにサポートをしている自治体も多いです。

各自治体のホームページなどを調べて、あなたが「コレなら挑戦できそう」というものから始めてみると良いでしょう。

 

私の周りでは、実家が元々農家だった場合、兼業農家の人も多いです。

平日は普通の会社員として働き、週末だけ農作業をしているのです。

そのせいか、会社で「週末は稲刈りしなきゃ」なんて会話は日常茶飯事でしたよ。

田舎で起業も選択肢の一つ

あなたがしっかりとしたビジョンを持っているならば、私としては1番お勧めしたいのは田舎での起業です。

 

お勧めしたい理由としては、まずは都会に比べてライバルが少ないです。

だからこそ、新しい事業が地元で評価されれば、顧客もすぐに増えやすいです。

 

 

例えば、農家を相手にした商品や、自然を生かした娯楽施設など、少ない予算で事業を始める事は充分可能です。

飲食店などもそうですね。

私が好きな個人経営のカフェは、いつも地元のお客さんで賑わっており、コーヒー豆を買いに来る人も多いです。

 

最初から「たくさん稼ぐぞ!」と意気込む必要はありません。

まずは、あなたが興味を持った事業から気軽に始めてみましょう。

1つに絞らず、副業を組み合わせて収入を得るようにすれば、挑戦しながらでも家族が十分生活していく事はできます。田舎は生活費が安く済みますからね。

 

地方で成功して、都会に進出する企業も多いです。

挑戦したい事業があるのならば、まずは田舎で試してみるのも1つの方法ではないでしょうか?

田舎でも何かのスキルがあればやっていける!

デメリットが多そうな田舎ですが、見方によってはたくさんの可能性があると言えます。

 

厳しい事を言うようですが、「都会=仕事が安定」というわけではありません。

田舎で仕事が見つからないからと言って、計画もなしに都会に行ったところで通用するものでもないはずです。

 

都会に比べて何もないかもしれませんが、今は通販もありますし、物に溢れている事があなたにとっての幸せとは限りません。

あなたが手にとっている商品だって、製造元を見れば大半が地方で作られているものです。

田舎には、田舎の良さを活かした必要な仕事があるのです。

 

そして、各地方にある営業所や工場から出世して、東京の本社勤務になる人も私は見てきました。

田舎だからと言って稼げない、出世できないわけではありません。

実力がある人に場所は関係ないのです。

 

起業して、地元で社会貢献している人。

国家資格を取って、弁護士や税理士となって地域密着で仕事をする人。

貯めたお金で念願のお店を開いて、地元の人と楽しくおしゃべりしながら働く人。

クラウドソーシングなどのインターネットビジネスで場所を選ばず稼ぐ人。

 

 

私は、田舎で楽しく生活する人をたくさん見てきました。

求人だけを見て、田舎の良さは判断できません。

Uターンを成功させるかどうかは、全てあなた次第です。

 

 

「田舎に住み、そこで仕事をする」というのは、今までとライフスタイルが大きく変わります。

楽しい田舎ライフを満喫するためにも明確なビジョンを持って、都会で働いて得た知識をぜひ、あなたの地元で活かしてみて下さいね。