以前であれば、定年まで同じ会社で働き続けるのが当たり前でしたよね。

 

しかし、現在は1つの仕事に縛られる事なく、個人でも気軽に副業ができる時代になってきました。

 

副業を組み合わせれば、安定した収入を得る事ができ、60歳を迎える前に仕事を辞めたとしても生活できるようになります。

 

そんな「セミリタイア」という生き方が、少しずつ増えてきました。

 

実際に私の周りでも、セミリタイアするために貯蓄に励んでいる人もいますからね。

 

時間に縛られず、好きな時間に好きな仕事をする生き方。

 

とても素晴らしい事だと思いませんか?

 

セミリタイアを成功させるためには、事前の準備が大変重要です。

 

理想の生活を手に入れるためにも、セミリタイアとはどんなものなのか、1度確認してみましょう。

※この記事は社会人歴10年のプロライターさんに代筆していただきました。

「セミリタイア」とは

セミリタイアとは、仕事をしないという意味ではありません。

 

完全にリタイアするのではなく、収入を得るために多少の仕事はしますが、フルタイムなどは避けて、仕事の量を抑えた生活を送る生き方をさします。

 

 

組織や時間に縛られて収入を得るのとは違って、自分のペースで好きなように生活できるのが魅力です。

 

 

リタイアするというと、たくさんの貯蓄が必要なイメージですが、何らかの収入を得る仕組みを作っておく事で、必要資金をグッと抑える事ができます。

セミリタイアに必要な資金

雑誌ではよく「3000万~5000万は最低でも必要である」と、よく書かれています。

 

 

なかには「1億円の預金があれば、配当収入だけで生活する事ができる!」などもありますが、正直、現実的ではありませんよね。

 

なぜなら、例えば50歳までに1億円貯めようと思ったら、20歳~50歳までの30年間で年間300万以上貯めなくてはいけないからです。

 

私からすれば、恐ろしい金額です。

 

 

ただ、3000万ぐらいであれば、年間で100万貯めれば良いので、こちらの方が現実的ではないでしょうか。

 

さらに、セミリタイアなので毎月10万程度稼いでいれば、普通に生活する分には問題ないはずです。70歳以上になれば、年金ももらえますしね。

 

 

「10万程度なら、年を重ねても稼げそうだな」と思いませんか?

セミリタイアで生活費をどれくらいに設定するか

大事なのは、あなたが1ヶ月にどれだけの生活費を必要としているかです。

 

それによって、必要資金は決まります。

 

例えば、「生活費が月20万は必要」という人がいたとしましょう。

 

年齢は50歳、貯蓄額は3000万円。

 

20万円×12ヶ月=240万円

240万円×30年(80歳までと仮定)=7200万円

 

 

7200万円-貯蓄3000万円=4200万円

4200÷30年=1年で140万円

 

 

1ヶ月に換算すると、約10万円の収入があれば生活できる事になります。

 

もっと少ない金額であれば、必要資金はまたグッと減るでしょう。

 

 

ちなみに、生活保険文化センターの調査では、老後で必要な最低限度の生活費は22万円。

 

ゆとりのある生活をしたいのであれば、34万円必要と言われています。

 

旅行やレジャーなどを楽しみたい場合は、ゆとりのある生活費の方が理想的ですよね。

セミリタイア生活をするときの注意点

セミリタイアをする上で、まず重要なのは健康であり続ける事です。

 

病気になってしまったら、念願のセミリタイア生活が楽しめないですし、予定していた収入を得る事ができないので、生活が厳しくなってきてしまいます。

 

 

そして、もう1つ注意したいのは、国民健康保険と国民年金の加入手続きです。

 

会社勤めの場合は厚生年金に加入し、会社が決めた健康保険組合に加入していたはずですが、会社を辞めたあとは、あなた自身が支払う必要があります。

 

 

国民年金は毎年変動しますが、平成30年度では月額16,340円になります。

 

国民健康保険は、あなたの収入とお住いの地域によって金額は違います。

 

目安とするならば、収入が100万円だとしたら年間にして6万円、月々5,000円程度です。

 

もちろん、収入が増えていくと保険料も上がっていきます。

 

 

ちなみに、ご家族がいる場合、健康保険は任意継続した方が安く済む場合があります。

 

任意継続すると、在職中と同様の保険給付が受けられるのです。

 

ただし、手続きは資格喪失したから20日以内と短いので、退職時に手続きしておく事をお勧めします。

 

 

そして、毎年会社で行っていた年末調整の代わりに、今度はあなた自身が確定申告する必要があります。

 

確定申告する事によって、余計に支払った税金が戻ってくるのです。

 

また、収入があるのに申告しない場合は脱税になってしまいますので、翌年の2月15日~3月15日の間に税務署に足を運んで必ず確定申告をするように下さい。

 

 

確定申告は慣れてしまえば難しくありません。

 

書店で作成方法が記載された本がたくさん売っていますし、税務署でも無料で相談を受けて付けています。

 

電子申告を利用すれば更に簡単です。

 

毎年しなければいけない作業なので、忘れないようにして下さいね。

幸せなセミリタイア生活を送るために

セミリタイアをする上で、最初に心配するのはお金の事かもしれませんが、私からすれば1番大切なのは「人との繋がり」だと考えています。

 

 

なぜなら、組織で働いていた時は会社を通じて「社会との接点」がありました。

 

強制的に人と触れ合う機会がありましたし、様々な価値観と触れ合う事で良い刺激も受けていた事でしょう。

 

けれど、セミリタイアをするという事は、その接点が一切なくなります。

 

どんなに仲の良い同僚がいたとしても、時間に追われて働く同僚と、自由に生活するあなたとでは、少しずつ話も合わなくなってくるはずです。

 

 

だからこそ、退職後にあなたが心から楽しめる居場所を作っておく必要があります。

 

地域のコミュニティでもいいですし、習い事なども良いでしょう。

 

ひとりで考えていると、ついついネガティブな思考になりやすいですし、不安に襲われる事もあるでしょう。

 

 

だからこそ、何かを学ぶにしてもセミナーやイベントに積極的に参加して、定期的に外から良い刺激を受けた方が、年を重ねた時ほどイキイキしてくるはずです。

 

実際に仲良くなった人と情報交換するのも良いですね。

 

会社の決められた人間関係ではなく、あなたが心から信頼できる人間関係を新しく作ってみて下さい。それはきっと、今までとは違った広い世界が待っているはずですよ。

 

 

もちろん、セミリタイアをする前に、どこから収入を得られそうかシュミレーションしておく事も大切です。副業OKの会社であれば、在職中に練習しておくと良いでしょう。

 

 

・ブログ
・アフィリエイト
・株や投資信託
・クラウドソーシング
・ハンドメイド作品を販売
・iDeCo(個人型確定拠出年金)
・短期や単発のアルバイト

 

 

上記はあくまで一例です。

 

まずは、あなたが興味を持ったものから気軽に試してみて下さい。

 

 

また、せっかくセミリタイアをしたのだから、嫌な事をして収入を稼ぐのはお勧めしません。

 

あなたが楽しくて、時間を忘れて夢中になってしてしまう事を仕事にしてみて下さい。

 

たくさん稼ぐ必要はないのです。

 

まずは、あなたが無理なく続けられる仕事から挑戦してみましょう。

 

 

それでも、会社を辞めて自由に生きる事は、勇気の入る事ですよね。

 

「もしかしたら、失敗して辛い思いをするんじゃないか?」と、不安にもなります。

 

 

けれど、人生は永遠には続きません。

 

あなたが想像している以上に、世界ではミニマリズムの動きが始まっており、不要な物を手放し、本当に興味がある事に時間とエネルギーを使う人が増えています。

 

 

本当は何が必要で、何が幸せなのか、あなたは気付いているはずです。

 

でも、気付いたとしても大半の人は行動に移す事をしません。

 

少しだけ勇気を出す事によって、健康で幸せな人生が待っているのに、自分の事を信用できていないのです。

 

 

あなたは、あなた自身の事を心から信じて、これからの人生を楽しんでみて下さい。

 

お金を追い求めずに、あなたのやりたい事を追求していけば、きっと楽しいセミリタイア生活が待っているはずですよ。