仕事が合わないと感じた時の辞める・辞めないの判断基準とは

心の中で「仕事を辞めたい!」と思っていても、「本当に辞めても良いのだろうか?」と迷いますよね。

 

その気持ち、すごく分かります。

 

私自身、転職経験者ですが、辞めようと考え始めてから、実際に申し出たのは半年経ってからでした。その間には自分なりの葛藤がありましたね。

 

「私が転職したい理由は、ただの甘えなんじゃないか?」

「転職できたとしても、また同じ事で悩むんじゃないか?」

など、自問自答の日々でした。

 

けれど、行動に移すと案外、あっさりと次が見つかりどうにかなったものです。

 

私としては「やっぱり、前の会社の方が良かった!」と、後悔した事は1度もありません。

 

むしろ二度と戻りたくないですし、もっと早く決断していても良かったのではと思っているくらいです。

 

1人で考えていると、余計に暗い未来を描いてしまって行動に移せない時もありますよね。

 

あなたがどうして今の会社を辞めたいのか、もう一度考えてみましょう。

※この記事は転職経験のあるプロライターの方に代筆していただきました。

目次

仕事が合わないと感じてしまう理由

入社したての頃は、目の前の仕事を片付けるのに精一杯で気付かないものですが、仕事に慣れてくると、周りを見渡せる余裕がでてきます。

 

そんな時に、最初にあった違和感が確信に変わり「この仕事、私に合っていない気がする」と、実感するようになるのではないでしょうか?

 

・スキルや個性を活かせない
・体育会系過ぎてついていけない
・部下の意見が通らない
・社内競争が激しい
・仕事が大変なわりに給与が低い

 

 

今まで学んだ事が一切活かせず、自分自身の意見を押し殺して、いつも笑顔で対応しているのも辛いですし、心の中がモヤモヤしますよね。

 

私は、社内競争が激しい職場にいましたが、「人を踏みつぶしてまで生き残りたいわけじゃない」と気付いてからは、仕事に対する熱意が冷めてしまったのを覚えています。

仕事を辞めた方がいい場合

まずは、今の職場環境で心身ともに不調になっている場合は、できるだけ早めに退職する事をお勧めします。

 

休みをもらって一時的によくなったとしても、あなたが元気になったら、また以前のような環境に元通りという場合もあるのです。

 

私の経験としては、憔悴しきった状態になる前に、転職活動ができるだけの、ある程度の心の余裕と体力を残して退職された方が良いでしょう。

 

ほかにも、5年後、10年後、この会社で働いているイメージができないならば、十分な転職理由になるはずです。

 

・会社の方針が合わない
・あなたの能力が正当に評価されない
・会社自体に将来性がない
・サービス残業など、給与がちゃんと支払われない
・セクハラやパワハラ、いじめなどを受けている

 

「これも生活していくため」と割り切っていたとしても、長年働いていても不満が解消されない場合、「この会社が変わる事はないだろう」と判断しても良いはずです。

 

仕事を辞めない方がいい場合

転職先がすでに決まっているのであれば問題ないのですが、辞めてから転職活動するという場合は、ある程度の貯蓄が必要になります。

 

少なくとも、生活費の3ヶ月分の貯蓄は用意しておくようにしましょう。

 

 

また、入社したばかりは生活リズムがガラリと変わりますし、新しい人間関係などでどうしてもストレスが溜まりやすいです。

 

そういう時に「私、この仕事向いてない!」と判断せずに、まずはストレス発散する事を心掛けてみて下さい。

 

 

そして、希望通りの部署に配属されなかったり、イメージしていた仕事内容でなかったとしても、案外やってみるとやりがいを感じる事もありますし、慣れてくれば部署異動もできるはずです。

 

 

「この会社で、まだできる事があるかもしれない」と思えるならば、あなたの頑張りが芽をだすまで、もう少しだけ辛抱してみてはいかがでしょうか?

退職するなら準備はしっかりと

それでも「この会社を辞めよう!」と決意したならば、転職活動を始めてしまいましょう。

 

転職サイトに登録したり、転職エージェントを利用して探すのも良いですね。

 

今度こそ希望通りの職場で働けるように、妥協せずに根気強く探してみて下さい。

 

そして、ある程度見通しがついたら、できる限り円満退社できるように準備していきます。

 

・退職予定日の1~2ヶ月前に上司に申し出る
・業務の引継ぎをしっかりとしておく
・退職日間近になったら、お世話になった人へご挨拶しておく

 

 

退職の決意ができたら、できるだけ早めに申し出た方が会社側にとっても助かります。

 

最初に上司に言う時は緊張するかもしれませんが、できるだけ周りに人がいない時に申し出てみて下さい。

 

また、取引先などのご挨拶はもちろんのこと、社内で特にお世話になった人に対しては、直接感謝の言葉を伝えておきましょう。

 

私の場合は、お菓子を持ってきて当日配り、同じ部署の人にはちょっとしたお礼の品を用意して渡しました。

 

あなた自身の気持ちを整理しておくためにも、退職準備もしっかりしておきましょう。

自分に合った仕事を探すコツ

自分に合った仕事を探すためには、自分の事をよく知る必要があります。

 

何が得意で、何が不得意なのか、それを知った上で業種や職種を絞っていくと、あなたに合った仕事を見つけやすいはずです。

 

また、将来やりたい事が明確にあるならば、少しでもその夢に近づけるような仕事内容を選ぶと良いでしょう。

 

私としては、給与も大事ですが、仕事を選ぶ上で1番重視していたのは「何に対して喜びを感じるか、楽しいと思えるか」でした。

 

社内で様々な部署と関わるような仕事はやりがいを感じましたし、コツコツ作業する事は苦に感じませんし、数字を見るのも好きなので、総務や経理に絞って探していました。

 

また、長い歴史である会社よりは、新しい事にガンガン挑戦するような、比較的若い会社の方がやりやすかったので、古い体質の会社は避けていましたね。

 

あなたも仕事をしている上で、何かしらの「喜びや楽しさ」を感じた事はあるはずです。

 

ぜひ、その時の感覚を大事にして仕事を選んでみて下さい。

 

 

もしくは「少しでも趣味に没頭できる時間が欲しい!」という事であれば、残業が少ない、有休を使いやすい、福利厚生がしっかりしているなどで選んでもいいわけです。

 

あなたにとって妥協できない点を重視してみましょう。

 

 

自己分析ができたら、あとはできるだけ希望に近い会社を探してみて下さい。

 

「希望通りの会社なんかあるわけない!」と思うかもしれませんが、しっかりと準備してきたあなたであれば、諦めなければ見つける事もできるはずです。

 

そして次こそは、あなたのスキルや個性を活かせる職場で存分に活躍して下さいね!

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