近年、若者の間でも仕事や職場の人間関係に悩み出勤困難症やうつ病などの精神疾患を患う人は増加しています。
仕事に行きたくないと感じる人の多くは、上司から仕事のミスをひどく叱責された、上司が怖いなどの人間関係やストレスからくるものが多いようです。
このように仕事に行きたくないと思う人はどのようなことに悩んでいるのか、また今後どうしたらいいのかということを詳しくみていきましょう。
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仕事に行きたくない若者が急増!転職する際の注意点
近年若者の間でも、せっかく頑張って入社した会社をわずか半年で辞めてしまった、ある日突然会社に来なくなったなどという人が増加しています。
このような問題の背景にはどのようなことがあるのでしょうか?
若者が仕事に行きたくなくなり、会社を辞めたくなる理由
20代では、まだまだ社会人としての経験も浅く、仕事にも慣れていません。
20代の人が仕事を辞めたいと感じる理由としては、会社の上司にあたる40代、50代の人とのギャップがあるのかもしれません。
現在40代、50代の人は上司から厳しい言葉で指導をされ、叱咤激励されながらも「この会社で一生頑張っていくのだ」という気持ちが強く会社に忠誠心を誓い長年頑張ってきた人たちばかりでしょう。
また、家庭は二の次で仕事に打ち込み日々の残業は当たり前、どれだけ残業をしたかで自身の有能さをアピールしてきた人もいるのではないでしょうか?
しかし、終身雇用制度が崩壊した現代の若者は会社に対して忠誠心や、熱い気持ちは持っていません。
会社は、時間内に決められた仕事をして、その労働に対して報酬をもらうところと、私生活とは全く切り離して考えています。
残業もできればしたくない、上司との飲み会も参加したくないと思う人がほとんどです。
そんな中、自分たちと同じ価値観を押し付けてくる上司が残業を強要したり、プライベートな時間にまで踏み込んできたら、どうでしょう。
20代の社員は「うっとおしい」「仕事以外の場で上司に気を遣ったり、会話をするのはストレスだ」と感じます。
30代の社員ではどうでしょうか。30代といえば社会人になって10年程度が経ち、仕事にも慣れて部下がいる人もいるでしょう。
しかし、このように一見充実しているように見える30代の人たちの中にも、「仕事に行きたくない」と悩んでいる人が一定数いるのも事実です。
どの年代でも
「仕事にやりがいを感じられない」
「何のために仕事をしているのかわからない」
という悩みを持っている人は多いのですが、30代になると悩みが更に深刻になり
「仕事に行きたくない」と感じる人が増加します。
30代以降の人がこのように感じる背景には「仕事への慣れ」や「仕事に飽きてしまった」という理由が多くあります。
仕事に行きたくないという悩みが若い世代で深刻になる理由
このように20代、30代でも仕事に行きたくないと悩み、転職を考えている人は多くいるのです。
それぞれの世代で悩みが深刻になる理由を見てみましょう。
20代での悩みは主に下記のようなことがあり、社会人経験が浅い、人との付き合いに慣れていない、世代間のギャップなどが多くあります。
・仕事に不慣れでミスばかりしてしまう
・上司が怖い
・給料が安く休日が少ない
・上司がプライベートにまで口出しをする
30代に突入すると、社会人経験、人生経験、仕事への慣れ、仕事に飽きてしまった、などさまざまな理由から仕事に対する悩みは更に深刻になるのです。
30代の社会人が持つ仕事に対する悩みとして下記のようなものがあります。
・自分自身の社内での将来がぼんやりと見えてきたため不安感が増した
・この先ずっとこのままなのか、不安が強くなった
・30歳を機に自分の人生についてより深く考えるようになった
・何かにチャレンジするならこの年齢が限界だ
このように、20代〜30代で多くの人は自分の人生や社会人として歩み、今後の将来設計についてより深く考え、悩むようになるのです。
日本は長寿国とも言われ私達の平均寿命は年々高くなっており、今や人生80年から100年時代に変化しています。
このように考えると、20代〜30代という年齢は人生の大きな分岐点とも考えられ、これから自分はどう生きていくのかを真剣に考える時なのかもしれません。
20代〜30代の転職で気を付けること
仕事に行きたくない、仕事に行くのが辛いと感じた人は今の仕事から転職して新しい職場で働くことを考えている人も少なくないでしょう。
このように考えている人も多い中、実際に転職市場で20〜30代の評価はどのようになっているのでしょうか?
20代の転職市場は、新卒者には及びませんが若いためまだまだ十分あります。
20代中盤から後半は、今後の人生設計を考える上で大変重要な時期と言え、キャリアチェンジをする挑戦の時期でもあります。
しかし、転職時期が20代から30代に上がるにつれて、企業側も「人物的な要素」から「専門性」「即戦力」という要素で見るようになってきます。
転職を考える際にも、若いから大丈夫と安易に考えず、専門性を身に着ける、少しでもスキルアップするなど目標をもって転職することが大切でしょう。
30代の転職市場を見ると、20代よりも求人数が減り職種の幅も狭くなっていることがわかりますが、まだまだ転職できる年代と言えます。
30代で転職を考えている人が、頭に入れておかなければならないこととして、30代は決して「若い」とは言えない年代ですので、未経験分野への転職は厳しいということです。
転職はできるものの、20代で求められるものや与えられるステージが違うということをしっかりと理解しておきましょう。
特に35歳以降は「転職における大きな分岐点」とも言われています。
このように、20代、30代という年齢によってそれぞれ求められるスキルや専門性などは異なります。
今の会社で働くことが辛く転職を考えている人は、即戦力として活躍できるだけの資格や実績を作っておく必要があるでしょう。
また30代以降になると結婚して家族がいる人も少なくありません。
家族や家計のことを考えると離職してからすぐに働かなくてはいけないという人も多いため、在職しながら転職活動を進めていくことが理想です。
勤務時間や給料、仕事内容、人間関係などに悩み転職したのに、
「仕事が決まらず焦って結局以前よりも悪い条件で働くことになってしまった」
ということのないように最悪のケースも考えて早くから転職活動を始めるようにしましょう。
希望通りの転職ができる人とできない人の違い
転職した人の中にも理想通りの転職ができた人、満足している人は多くいます。転職が成功する人と、失敗する人の違いは何なのでしょうか?
転職に向けて事前に準備をしている
転職を決めてからすぐに実行してもよい転職先に恵まれるのは難しいでしょう。
転職が成功している人の多くは、転職したいと思うようになってからさまざまな準備を始めています。
例えば、転職時に有利になるような資格を取得したり、現在の職場で仕事の実績を上げたりすることで転職活動が有利になります。
仕事をしながら転職活動をすることは体力的にも精神的にも大変ですが、仕事を辞めてしまってから活動を始める場合に比べ心の余裕や焦りも大きく違います。
心に余裕がない状態で焦って転職活動をすると、前職よりも不利な条件で就職することになったり、新しい職場で不満や不安を抱いたまま仕事を開始することにもなり兼ねません。
転職する際の優先順位が明確
転職を希望する場合、次の職場を探すにあたってまず自分が何を最優先したいのかということは明確にしておかなければいけません。
例えば、今まで忙しくて家族との時間や趣味の時間を作ることができなかったという理由で転職する人は、仕事よりもプライベートを重視したいということを最優先に考えて職探しをすることになります。
この場合、給与や仕事内容は最優先事項ではないため多少の妥協は必要になるでしょう。
また、給料や仕事へのやりがいに不満を持って転職する人は多くの給料をもらうためには時間が犠牲になりますし、仕事へのやりがいを求める人はそれなりの専門的な知識や資格が必要になります。
転職する際には自分が最優先したいことを明確にしておくと職探しもスムーズに進むでしょう。
自分のキャリアに対して他者に依存しない
転職が失敗する人の中には、自分のキャリアアップに対して他者に依存しすぎる人がいます。
転職活動をする際には自分がどういった転職をすれば満足するのか、幸福になれるのか、知り合いや取引先などに依存せず自分自身で道を切り開く力も必要になります。
特に、近年は終身雇用制度の崩壊、退職金制度の廃止などを打ち出す企業も増え、現在順調に見える企業もこの先どうなるかわからないのです。
会社に勤めていたら一生生活に困ることはない、安泰であるという時代は終わり、これからは自分の周りの環境や経済変化に応じた順応な対応ができる人が生き残れる時代になるでしょう。
仕事のことを考えると涙がでてしまう!そこまで追い詰められる前に自分を守る対策
現代社会はストレス社会とも言われるほど、多くの人が何かしらのストレスを抱え生きています。
しかし、生きていくため、生活をしていくために我慢して会社に出社する人がほとんどでしょう。
このようにして我慢を重ね会社に行きストレスが溜まっていくと、朝起きてもなかなか体が言うことを聞かずに出社できなくなってしまうのです。
また出勤できても途中で突然に涙があふれてしまったり、情緒不安定に陥ることも珍しくありません。
仕事に行きたくない、考えると、辛くて涙が止まらない
月曜日の朝仕事に行くことを考えただけで涙が出てしまう、会社に行く途中にわけもなく涙があふれてくる、という人はストレスが限界に達して心身ともに疲れている証拠です。
我慢強い人や会社を休むことを悪いことだと認識している人はストレスを我慢し続けて、体の異変が現れて初めて自分がそこまで追い詰められていたことに気づく人も多いのです。
仕事に行きたくないほど、ストレスが溜まっている場合主に下記のような理由が考えられます。
明確な理由がある場合
仕事で苦手な分野を任されている場合や、上司、先輩にひどく怒られた場合は会社に行くことを考えただけで泣きたい気持ちになります。
この場合、理由が明確であるため泣いて気持ちをスッキリさせることで心も軽くなりまた頑張ることができます。
わけもなく涙があふれて止まらない場合
この場合、明確な理由があるわけではなくただ会社に行くことを考えただけで憂鬱な気分になったり、朝起きて出勤準備をしていたり、出勤途中に突然涙があふれて止まらなくなってしまいます。
また、仕事中は淡々と作業をこなしているが、帰宅して突然涙がでてきたり、帰宅途中の電車の中や車の中で突然涙があふれてくる人もいます。
わけもなく涙が出る人は、先ほどのように明確な理由があるわけではないのですが心が悲鳴を上げていることは確かです。
このまま働き続けると自律神経失調症やうつ病を発症するリスクが高くなりますのですぐに心と体を休ませることが大切です。突然、泣き出してしまったり吐き気などに襲われたら精神的な病気である可能性が高いためすぐに専門医を受診するようにしましょう。
体調を崩してしまうほど仕事に行きたくない現状から逃げるための方法
あなたが今もしこのような状態に陥っているのならすぐにでも会社を辞める方法を考えましょう。
心身ともにボロボロになって、仕事に行くことができない場合、まずその状態を専門医に診てもらい正しい判断をしてもらうことが大切です。
自分でも気が付かないうちに精神状態が悪化していることもありますし、会社を辞める際にも病院の診断書があれば辞めやすいからです。
まず心療内科に行き、今の自分の状態を包み隠さず正直に先生に話しましょう。
そしてそこで、診断書を書いて貰いそれを会社に提出するとしばらく休暇を取ることができます。
この間に身辺整理をしたり、家族に今の辛い気持ちを正直に伝え、今後についてどうするのか相談をしましょう。
仕事で辛い思いをしていたり、泣きたいほど嫌な仕事でも家族には申し訳ない、恥ずかしいという気持ちから誰にも言えずにいる人が多いのです。
しかし、家族や周囲の人には気持ちを我慢せず、辛い時は辛いと言えるようになりましょう。最初は反対されるかもしれませんが、最後はきっと理解してもらえると思います。
辞表を出してもすぐに辞めさせてもらえる会社ばかりではないかもしれません。
しかし、私達はいつでも会社を辞めることができる権利があります。
退職したい旨を伝えても、会社から今辞められると困る、などと言われ引き留められると「辞められない」と落ち込み悩む人もいますが最終的に判断するのは会社ではなく自分なのです。
会社に行くと、上司に引き留められる、怖いという理由からなかなか退職できない人は内容証明郵便で退職届を送ることもできます。
仕事に行きたくない!退職理由は自己都合になるの?退職理由に納得できない場合
仕事が辛くて会社に行こうとすれば理由もなく涙があふれてしまう、という人は会社に退職届を出して辞める選択も視野にいれましょう。
しかし、この時に腑に落ちない点が退職理由です。自分は泣くほど辛い思いをしながら仕事にいき、心身ともに限界になったから退職を決断したのに退職理由が「自己都合」と記載されているケースも少なくありません。
自己都合退職の主なものとしては、結婚、妊娠、出産、転居、家族の介護や看病などがあります。
死ぬほど辛い思いをしたため、会社を退職せざるを得なかったのにその理由が「自己都合」とは納得いかないと感じる人も多いでしょう。
このように退職理由に納得いかない場合は、異議を申し立てることができます。
しかし、異議が必ずしも通るわけではありません。
この場合重要になるのが、自己都合ではなく会社都合による退職と認めさせるだけの資料や証拠、判断材料の有無です。
もし、過酷な労働を強いられていたなら出勤簿やタイムカードなどを証拠として提出し会社都合で退職したことを認めさせましょう。
また上司によるパワハラや職場でのいじめなどが退職理由だった場合は、日々の会話を録音していたり、メールを残しておくと有力な証拠になります。
また労働契約を結んだ時と、実際に働いてからの賃金に大きな差があったりする場合も会社都合での退職になります。
会社を退職した理由が自己都合か、会社都合かということでなぜここまで大きな問題になるのでしょうか。
それは、離職票に記載されている退職理由によって、失業手当の金額や支給される期間に大きく関係するからです。
本来会社に非があり会社都合で辞めることになったのに、退職理由の欄に自己都合と記載されていた場合はしっかりと異議を唱えることが大切です。
ちなみにうつ病を発症して会社を辞めた場合、必ず心療内科で診断書を取っておきましょう。
退職をしてハローワークに行った時この診断書を提出すれば、「特定受給資格者」に分類され給付制限期間が免除されます。
給付制限期間がないのは、退職した人にとって大変ありがたい制度ですので、うつ病が原因で退職した人はぜひ覚えておきましょう。
自分を守れるのは自分しかいない
結局何かあった時に自分を守ることができるのは、会社でもなく、家族でも、友人たちでもなく自分だけなのです。
だって、あなたの辛さや悲しみ、ストレスはいくら家族でも気心の知れた友人でも図り知ることはできませんし、あなたに代わって耐えることもできないからです。
どうしようもなく仕事に行きたくない、泣きたいほど嫌な仕事でも、日本の古くからの考え方として「仕事を休むのは悪いことだ」と「会社の人間や取引先にも迷惑がかかる」という考えが根底にあります。
また、私達は世の中にたくさんある会社のことは知りませんから、あなたが今働いているたった1社の考え方を全てだと思ってしまいます。
社員は有給休暇を取ることが法律でも当然のように認められているのに、会社内に有給休暇を気楽に取れる雰囲気がなかったら、休暇を取り休んでリフレッシュすることは悪いことだと思ってしまいます。
また、子供の行事や家族のことで、休みにくい環境だとやはり自分も休みを取りにくくなるでしょう。
このように、私達はすごく狭い環境にいると考え方や価値観など全てを支配されて、自分の意見を言うこともできず、最終的に身動きが取れなくなってしまうのです。
休むこともできない、辞めることもできない状態の中長く働き続けていると精神的に追い込まれて拒絶反応に近い精神状態で仕事をしなくてはいけなくなります。
そうすると、当然仕事が嫌いになり、会社に行くこと自体辛くなってきます。
本来、仕事は自分が楽しく生きていくために生活を安定させるためにあるものです。
しかし、このような状態の中で働いていてはちっとも楽しくもないですし、生活を安定させることなんてできません。
今の会社で働き精神が崩壊して、心身共に疲労している人は、これを機会に働くことの意味をもう一度しっかりと考えてみましょう。
これからの将来を考えると、あなたらしさを保つことができ幸せを感じられる職場を探すことが一番だと気づくのではないでしょうか。
どうしても仕事に行きたくない場合には!考え方や見方を変えてみる
どうしても仕事に行きたくない、会社に行くことを考えると涙がでてしまうという人は、少し考え方や見方を変えてみるのもいいでしょう。
精神的に追い詰められている時や自分が苦しい時はどうしても周りが見えなくなり視野も狭くなります。
また自分の考えが全て正しいのだと思い込んで偏った考えしかできなくなったり、他人の意見に耳を貸さず他人を避けるようになっていきます。
このようになる前に考え方や見方、自分の行動を少し変えてみる努力をしてみましょう。
しっかりと睡眠を確保
睡眠不足に陥っている場合は、人間は本来の正常な考え方や行動ができなくなってしまいます。
睡眠不足になっている原因が、仕事が多忙であったり、残業ばかりさせられる場合は、会社に相談して日々の残業を減らしてもらいましょう。
睡眠不足によって、正常な判断ができなくなるため、仕事の効率も低下しますし、会社にとってもよいことはありません。
5日間働く場合、週に1~2回程度は定時で上がれる日を確保しその日は早目に帰宅して家族の団欒を楽しんだり、家で好きなことをしたり、リラックスして過ごす日にあてましょう。
良質な睡眠を取ることで私達の健康にどのような効果が期待できるのでしょうか。睡眠によって得られる効果は下記のようなことがあります。
・抗うつ状態の回避
・ストレス解消
・肥満防止
・生活習慣病の改善
などがあります。睡眠はただ疲れを取るためだけにあるのではなく、私達の精神や健康を守るために重要な役割を担っているのです。
気分が重いのは天候も関係している!特に梅雨時期は気分が憂鬱になる
気分が重くなる原因として天候も関係しています。特に梅雨の時期などで雨が何日も続いた場合、精神的な疾患がない人でも何となく気分が滅入ってしまうものです。
また、以前交通事故の被害に遭った人などでむち打ち症が完治していない人は、雨が降ったり気圧が低下している時には再び痛みがでたり、頭痛が起こったりします。
このように、体の不調には天候も大きく関係していることを理解しておきましょう。
このようなことを知っておけば、気分が沈んでいるのは天気が関係しているのかもしれないと納得することができます。
仕事とプライベートは分ける
仕事が趣味という仕事人間も世の中には多くいます。
これは特に会社の社長や管理職などに多く見られ、このような人は仕事が終わってもずっと仕事のことや会社のことを考えています。
また、就業時間内に終わらなかった仕事を家庭に持ち帰り、自宅でもパソコンを開いて書類片手に食事を取る人も少なくありません。
しかし、このようなメリハリのない生活を続けていると次第に疲れが溜まっていき、家にいてもリラックスすることができなくなってしまいます。
経営者という立場ではなかなか難しいかもしれませんが、会社を一歩出たら仕事のことは一切忘れ、好きなことに時間を費やしたり、家族との食事や会話を楽しむ心の余裕を持ちましょう。
仕事は、生活をしていく上で必要なものではあるが全てではないと割り切って、それ以外に自分が心から楽しめる、幸せを感じられる場所を作るようにすることが大切なのです。
今後必要になる年収を把握する
今、インターネットや新聞、各社メディアなどで「老後に必要なお金はこれくらい」というさまざまな情報が飛び交っています。
しかし、必要な金額は家族構成や職業、住まいなどによって人それぞれ異なりますし、老後どんな暮らしをしたいかによっても異なります。
精神的にゆとりある生活を続けながら、健康であれば長く働きたいと思う人は、年収が多少少なくてもよいでしょう。
また、責任感が強い人ほど、家族を一人で支えていかなくてはならないと感じ、ストレスを溜め込みやすい傾向にあります。
今は共働き世帯がほとんどですので、男性であっても一人で一家を背負って働く必要はありません。
家族みんなが支え合い、平等に責任を果たしながら幸せになれる家庭を築くことを目標にしましょう。
多様化する現代人の働き方
ひと昔前に比べ現代人は「人生における選択肢が多様化してきている」と言われます。例えば、多様な選択肢ができるものとして進学、就職、転職、結婚、離婚、出産、育児などがあります。
人生における選択肢が以前に比べ増えたことに加え、私達を取巻く環境もすごい速さで変化しています。
しかし、一つの組織に比重を置きすぎてのめり込みすぎると、他の選択肢が見えなくなってしまうことがあります。
自分が今のライフスタイルを変えたいと思った時にすぐに変えられるように、コントロールしやすい環境に身を置くことも重要でしょう。
このように多様化する社会の中で多くの時間を費やす仕事という環境においては、今後「終身雇用制度・年功序列・新卒者一括採用」などという言葉は今後通用しない時代がくると予想されます。
さらに私達が働く会社を選ぶ際、
「どこで働くのか」
「何を学ぶのか」
「いつ結婚して、その後仕事はどうするのか」
「どのようなキャリアを積んでいくのか」
というさまざまな課題に対して1社だけで対応することは難しくなるでしょう。
同時に、私達の考え方もその時々に応じて変化していきます。
入社当時の考えをその後数十年ずっと持ち続けることが難しいようにその都度考え方や行動が変化するように会社に求めるものも当然変わってくるのです。
入社した会社で一生働き続けることが難しくなる一方、私達は働き方を自分で自由に選択しながら人生を歩んでいくことができるようになるのです。
ネット産業は特にこれから有望になる
ネットビジネスと聞くと、「うさんくさい」「騙されるのではないか」「ほとんどの人が稼げていない」と考える人も多いのではないでしょうか?
しかし、実際には本業を超える収入を得ている人も多くいるのです。ネットビジネスはパソコン環境があれば誰でもすぐに始められる、初期費用があまりかからないというメリットがあります。
ネットビジネスには、ユーチューバー、ネットオークション、せどり、などさまざまなものがありますが、近年人気なのがアフィリエイトです。
アフィリエイトとは、自分が運営しているブログやサイトに広告商品を貼り付けて、訪問者がそこから商品を購入すればその何割かが収入として得られる仕組みです。
他社の製品を紹介するため、自分で在庫を抱えるリスクもありませんし、決済や発送などの面倒な手続きも必要ありません。
ある程度集客が見込めるまでは、報酬に繋がりにくいというデメリットはありますが、一度集客してしまえばあとは半永久的に収入が入ってくる仕組みですので不労所得とも呼ばれます。
毎日ブログを書いている人、こまかな作業が苦手ではない人、面倒くさがりでない人、などはアフィリエイトに向いていると言えるでしょう。
この他にもクリック単価型広告で収入を得る方法があります。
これもアフィリエイトの1つですが、サイトやブログに広告を貼り付けて、訪問者が広告をクリックしたらクリック数に応じて報酬が得られる仕組みになっています。
こちらもアクセス数が安定するまでは、多くの報酬は見込めませんがある程度集客できれば月に数十万円以上の安定収入を得ることが可能です。
まとめ
AIの進化や人工知能ロボットの活躍により今後10〜20年程度で今ある職業の約47%が無くなると言われています。
今後キャリアアップを考えている人は、自分の職業が人間にしかできない仕事なのか、専門的な仕事なのかも考えていく必要があるでしょう。
これからの時代に必要になるのは、「好きなことで稼ぐ」能力です。
好きなことを仕事にしていくことは、新しい市場を開拓する可能性が高くなります。
今未開拓の分野でもどんどん足を踏み入れて、チャンスを作ることで私達の人生はいくらでも輝けるものに変えることができます。
働き方に悩むことは誰でもあります。
特に、社会人としての経験を積んでいくほど人生や今の自分の姿、仕事へのやりがい、収入などに疑問を持つようになります。
今の働き方や収入、キャリアアップに限界を感じている人、現状を変えたいと悩んでいる人は、そこから抜け出す勇気を少しもってみませんか?
近年は、ひと昔前よりも比較的簡単に転職できる時代になりました。
仕事に行きたくない、仕事のことを考えると涙がでてくる、など辛い環境にいるのなら自分の手で人生を変える、幸せになる努力をしてみましょう。