「仕事で精神的に疲れた…。」
「最近仕事の疲れが溜まってなかなか取れないな…。」
「仕事に意味が見いだせない。」
「毎日同じことの繰り返しでなんだかつまらない…。」
「何でこの仕事してるんだろう…。」
あなたもそう感じたことはありませんか?
仕事をしていると、肉体的な疲労は当然ながら、職場での人間関係や取引先との付き合いなどからくる精神的なストレスも多く感じるのではないでしょうか。
仕事に就いたばかりの頃はすべてが新鮮に感じていたものが、今では上司からの圧力や周りからのプレッシャーなどに心身ともに疲れがたまってしまい、それをうまく発散できない人は多くいると思います。
さらに、周りが結婚したり趣味に打ち込んでいる姿を自分と比べてしまい、嫌悪感や虚無感を感じてしまう人も少なくないでしょう。
ストレスは万病の元ともいわれ、ストレスを溜めたままだと心身ともに疲弊して、酷い場合には体調を崩してしまうこともあります。
生きていく上でストレスを避けて通ることはできませんが、少しでも溜め込まないよう、上手に付き合っていくためのストレス解消法をご紹介致します。
心療内科に通院する僕が医師やカウンセラーに教えてもらったり書籍などで徹底的にリサーチした内容ですのでぜひ最後まで読んでいただければと思います。
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仕事で疲れを感じる原因はなんでしょう?
仕事で疲れを感じる原因はいくつか考えられます。
まずはシチュエーションや風習からくるものとしては以下のようなことが考えられます。
最もストレスとなりやすいのが、やはり職場の人間関係なのではないでしょうか。
人と人との関わりは、多少なりともストレスを感じるものです。
ましてや友達とは違い、職場の同僚や上司、社外の取引先など気を遣う関係であれば、感じるストレスはかなりのもの。
「同僚は仕事が出来るな・・・」
「先輩と一緒にいると気を遣うなぁ」などと感じることもあるのではないでしょうか。
自分ではうまくやっていると思っていても、意外とストレスが溜まってしまっているというケースも多いものです。
人間はストレスを強く感じると本能的にストレスに対応しようと交感神経を活性化させ体の各器官が緊張状態になります。
その状態が続くことによって疲労がたまり体が疲れてしまいす。
また、その状態が長期間続くと胃潰瘍やうつ病など重大な病気になってしまう事もあります。
会社を辞める理由で最も多いのが、この人間関係です。
次いで多いのが、今の仕事が自分に合っていないケースです。
元々人との付き合いが苦手な人が営業の仕事をしている場合や、逆に人との付き合いが好きな人が事務仕事をしている場合、また人の上に立つようなリーダー気質ではないが管理職になっている場合などは「自分はこの仕事に向いていないんじゃないか?」と考えることも多いでしょう。
苦手なことをやるというのは本来動物にはない行動ですので、それを行うというのはかなりのストレスになってしまうのです。
日本独特の理由と言えるのが時間外労働、いわゆる「残業」です。
日本人は風習として他の国に比べて残業や休日出勤などが多く、一日の労働時間も長い傾向があります。
昔から日本人は勤勉な性格と言われ、その勤勉さが今日の日本経済を作り上げてきた面がある一方で、その代償として多くのストレスを抱えた方を生んでしまっているのが実態です。
残業が長く、毎日仕事ばかりの生活になってしまっている方は、うまくストレスが発散できずに溜め込んでしまう可能性があります。
また意外と多いのが、家庭と仕事の両立に悩んでいるケースです。
妻が仕事をしていたり、妊娠中や小さなお子さんがいたりするような家庭では、夫も家事や育児などもある程度行う必要がありますが、一方で仕事も忙しく両立が出来ずに悩んでいるような場合は、とてもストレスが溜まりやすいでしょう。
仕事で疲れを感じる原因として、シチュエーションや風習からではなく、それぞれの性格によって生まれるストレスも考えられます。
性格の中でもっとも危ないと言われているのが、真面目な性格の人です。
真面目という定義は広いですが、仕事に対し愚直に取り組み、必ず最後までやり遂げるという責任感が強い人や、自分の力以上のことをやろうとする人などが主に当てはまります。
上司から言われた仕事を頑張ってやってみたもののなかなか成果を出すことが出来ずに悩んでしまったり、上司や取引先などからのプレッシャーの中で焦って仕事をしたりといった事を繰り返しているうちに、自然とストレスはどんどん溜まっていってしまいます。
また、仕事中にほとんど休憩を取らない人や、プライベートなどで息抜きが上手にできない人、オンとオフの切り替えがうまくできない人は要注意です。
ストレスは発散しなければ溜まっていく一方ですので、自分のペースで休息をとることはとても大切です。
昼休憩に食事をしながら仕事をしているという人もいますが、このような方も注意が必要です。
不規則な生活もよくありません。
仕事が忙しく睡眠時間がまともに取れなかったりする人は、疲れがたまりやすいと言われています。
睡眠は人間の心と体のリセット時間でもあり回復の時間でもあります。1日7時間最低でも5時間の睡眠時間は確保したいですね。
栄養バランスの乱れも体や心の疲れには食事も大きな原因になります。
特に一人暮らしの人は食事に偏りが出やすく、接待などの付き合いでお酒をたくさん飲んでしまうこともあるでしょう。手軽に済ませたいからと言ってインスタントの食事やコンビニ弁当のみなどの食事ばかりになっている人は要注意ですよ!
他にもミスが怖くて常にプレッシャーを感じているような場合は、ストレスが溜まりやすいと言えます。
ミスによって責任を追及されたり、上司や同僚から責められるという状況が日常的にあるようならば、それは要注意です。
そのほかにも仕事の時に長時間同じ体勢でいることや、労働時間が長く体を休める時間を十分に取れないなど多くの原因があります。
仕事で疲れないための対処法
では、仕事で疲れないようにするためにはそのような対策をとったらよいのでしょうか?
仕事で疲れを感じやすい人の特徴は、自分のキャパ以上仕事を引き受けてしまったり、理想が高く完璧主義の人であることが多いようです。
1つのミスでさえ許せずに自分を責めてしまったり、うまく息抜きができないという人も多いのではないでしょうか?
そんな人の対処法は、休日を充実させたり、職場以外の人間関係をしっかり築くことが重要です。
仕事以外に打ち込めるものがあることで、少し行き詰った時に気分転換の時間を持つこともできますし、気兼ねなく話せる友人がいることで悩みを打ち明けたりすることもできるでしょう。
このように仕事だけにとらわれない。
仕事が自分の人生のすべてではないということを頭に置いておくことが大切です。
仕事はあくまでも生きていくためにする社会参加の1つです。
有意義な生活を送るためにしている仕事が自分の心や体をすり減らすものになってしまっては本末転倒です。
自分は何のために仕事をしているのか。
どのような人生にしたいのかを考えてみるのも1つ良いサプリメントになるかもしれません。
疲れやストレスを放っておくと取り返しのつかないことに
「最近疲れが溜まってるなぁ」と感じる事はありませんか?
疲れやストレスを抱えたままにしておくと、次第に体にさまざまな症状として表れはじめ、次第に体調を崩してしまいます。
体調不良には、体からくるものと心からくるものの二通りがあります。
・体の疲れからくる体調不良
体の疲れが原因で起こる症状で最も多く厄介なのが、免疫力が低下することでウイルスや細菌などによる病気にかかりやすくなってしまう事です。
疲れがたまると自律神経が乱れてしまいますが、それにより免疫系にも乱れが生じてしまい、免疫力が低下してしまいます。
ウィルスや細菌は日常的に私たちの生活の中に潜んでおり、中には体の中にいるものも少なくありません。
それでも病気になりにくいのは、体の免疫力が正常に機能しているからこそであり、免疫力が低下すれば必然的に病気になりやすくなってしまいます。
この原因のひとつが身体的な疲れなのです。
その他にも、肩や腰の血行が悪くなり起こる肩こりや腰痛、またパソコンなどのデスクワークなどで目を酷使してしまうことにより引き起こされる眼精疲労、体の疲労からくる蕁麻疹のようにアレルギー症状が悪化するなど、さまざまな体調不良を引き起こしてしまいます。
僕自身も仕事で寝不足になると、体に蕁麻疹が出やすくなりました。
疲れなどが溜まるとすぐ体に歪みが出てしまいますので、意識的に適度な休息やリフレッシュをとることが重要です。
・心のストレスからくる体調不良
ストレスは直接的に肉体へダメージを及ぼすのではなく、その多くが心をむしばんでゆきます。
ストレスによる体調不良の代表格が、うつ病やパニック障害などの精神疾患です。
精神疾患の患者は年々右肩上がりに上昇している傾向にあり、社会的な問題になっています。
ストレスによる体調不調で厄介なのは、自分でも気づかない間にストレスが蓄積されてゆき、やがて急に精神疾患を発症してしまうというケースが多い点です。
自分では大丈夫と思っていても、知らず知らずのうちにストレスがどんどん溜まってゆき、その結果、朝起きるときに急に起きられなくなるといった症状や、何に対してもやる気が出ない、人と関わりを持つのが面倒になり引きこもってしまうなどの症状が現れます。
ストレスは体の疲れと同様に自律神経を乱れさせ、不眠症や体のだるさ、めまいやふらつきを引き起こします。
またストレスは胃腸と密接な関わりがあり、ストレスを感じると胃炎や胃潰瘍などの胃の不調や、過敏性腸症候群(IBS)などの症状を引き起こしてしまうことも少なくありません。
ストレスは自分では自覚していないケースが多いので、「あれ?何となく体の調子が悪いな」や「何となくやる気が出ず体がだるいな」などと感じる場合は、体や心からのシグナルかもしれませんので、見逃さないようにしましょう。
体と心のどちらがダメージを受けても体調は崩れてしまいます。
体調が崩れてしまうと、仕事もおろそかになってしまい、また頑張り過ぎてしまう・・・という負のサイクルに陥りかねません。
体と心、どちらが欠けてもいけませんので、どちらもおろそかにしないように心がけましょう。
科学的根拠のあるストレス解消法10選
ストレス解消の方法は世間に溢れかえっていますが、中には何の根拠もない解消法も多くはびこっているのが実情です。
ここでは、本当におすすめ出来る科学的根拠のあるストレス解消方法をご紹介します。
①運動でストレス解消
効果のあるストレス解消法の代表格はやはり「運動」です。
運動によるストレス解消は科学的にも証明されており、運動することで脳からセロトニンなどの物質が分泌され、これらは興奮状態を鎮めてくれる効果が期待できます。
何かしら運動をすると、体や気分がすっきりするのを感じるでしょう。
運動には特に決まりはなく、自分がやりたいことや出来る範囲のことで全く問題ありません。
運動が苦手だという方は、まずはウォーキング程度から始めると良いでしょう。
ただ歩くだけでもストレス解消には効果的です。
僕も行き詰った時などは夜に散歩がてらウォーキングをして気分転換をすることも多いです。
ジョギングや水泳、サイクリングなども効果が期待できます。
出来るだけ体全体を動かす事で良い刺激になるでしょう。
また、ハードな運動とは少し違った方法としてヨガもおすすめです。
ヨガはゆったりした動きで心を落ち着かせる効果があります。
副交感神経を優位に働かせ、不安な気持ちを軽減させるといった効果が科学的に証明されています。
ヨガは見た目とは裏腹に体全体を使った運動になりますので、心身ともにストレス解消の効果は抜群と言えます。
②自然の力でリフレッシュ
自然に癒してもらう方法も効果的です。
一つは海。
母なる海とまで言われますが、その効果は科学的に証明されています。
まず波の音は、お母さんのお腹の中の音に似ており、心が落ち着くのを感じられるでしょう。
また、海の青色は色彩学では「神経を落ち着かせる色」と定義されており、青色を見るだけで心が落ち着く効果があります。
遠くを眺めるのは心を無にすることもできますので、海を見るのは疲れた心を癒すには一石三鳥の効果が期待できるのです。
色彩学の観点でいうと空を眺めるのも同様に効果があります。
山に行くのも効果があります。
山は緑があふれており、その草木によってマイナスイオンが多く浮遊しています。
森林浴という言葉もあるように、緑の多い場所に行くことでリラックス効果が期待できるでしょう。
また山にはその高低差から生み出される滝も多く存在しており、滝のような水しぶきがある場所にはより多くのマイナスイオンが発生しています。
緑が豊かなな場所は行くだけで癒されますが、それにはきちんとした根拠があるんですよ!
木の幹や葉からは、フィンチッドという香気成分が出ています。
この成分には副交感神経を刺激し、心と体をリフレッシュしてくれます。
青空を眺めるのもいいでしょう。
空の青さには神経をおちつかせる効果があるといわれています。
特に空の青は絵や映像では表現できない色だと言われおり、心の落ち着きには空の青色が1番効果があります。
空を見るときの見上げるときに自然と胸を張るような姿勢になりますがこれはストレスに対する抵抗力を高めるといわれています。
晴れる日が多いこれからの季節には手軽にできるしトレス解消法ですね!
③涙を流してストレス解消
ストレス発散には涙は欠かせません。
素晴らしい映画を観たり、本を読んだりすることで心が動き、感動し、涙を流します。
涙を流す事で、緊張や不安などのネガティブな気分を和らげてくれる効果が科学的に証明されています。
悲しみの涙も同様です。とても悲しくて泣いたとき、泣き終わってすっきりするのはそのためで、感情をうちに溜め込まずに外に出す事はストレス発散に効果的です。
④笑うとリフレッシュできる
ストレスを感じている時は交感神経が優位になっていますが、嬉しかったり楽しかったりするときに出る笑いは、副交感神経を優位にし、自律神経のバランスを整えてくれる効果があります。
また、「エンドルフィン」と呼ばれる脳内物質が分泌され、脳が幸福だと感じてストレス解消になります。幸福感で満たされるというのは最強の癒しです。
人との会話はもちろん、自分の好きなことをやるのも良いですし、お笑いなどのバラエティー番組を見るのも効果的です。
⑤好きな音楽を聴く
好きな音楽を聴くことで副交感神経が優位になり、脳がリラックスした状態になります。
特にヒーリングミュージックのような癒しを目的とした音楽は大きな効果が期待できるでしょう。
またノリの良い曲やアップテンポな曲は気持ちが明るく楽しい気持ちになり、ストレス発散に効果的です。
また歌を口ずさんだりカラオケで大きな声を出す事も同様にストレス解消が見込めます。
僕は車の中で歌を歌ってプチカラオケのようになっていますが、気分が落ちていたり疲れている時などにもストレス解消のためにもある程度意識的に歌を歌うようにしています。
⑥深呼吸でリラックス
深呼吸をすることで、ストレスホルモンのコルチゾールという物質が減少することが実験によって分かっています。
深呼吸は心を落ち着かせ、リラックスすることが出来ます。
様々なストレス解消法の中で、最も素早く簡単に、かついつでもどこでも行うことが出来る方法のひとつです。
また、深呼吸は気持ち的に一区切りを入れたい時にも有効です。
⑦美男美女を見る
自分の好みの異性を見ることで、脳が刺激されて快感をもたらしてくれるということが研究によって科学的に証明されています。
これは、写真などでも有効です。
実際に私も雑誌のグラビアなどで可愛いなと思う娘を見ると癒されたり、気分が良くなったと感じます。
おそらく女性の方がイケメン男性を見て黄色い声を上げるのも同じことでは無いかと思いますが、これはストレス発散にはとても効果的です。
疲れた時などにすぐ見れるように、好きなタレントの画像をスマホに保存しておくなどすると良いでしょう。
⑧動物と触れ合う
世の中にはさまざまな動物がいますが、犬や猫などをはじめとして身近にはペットという形で多くの動物に触れ合うことが出来ます。
動物に触れ合うと癒されますよね。
動物と触れ合うことによって幸福感を得られるという事は科学的にも実証されており、これによって心を癒す取り組みである「アニマルセラピー」も海外をはじめとしてどんどん拡大しています。
生活の中でもペットを飼っている方も多く、僕も犬を飼っていますが、世話をしたり触れ合ったりすることで癒されているなと実感することが多々あります。
動物達と触れ合えるカフェやペットショップなどでも効果はありますので、ペットを飼っていない方も一度足を運んでみてはいかがでしょうか。
⑨ゲームをしてリフレッシュ
世の中には様々なゲームがあふれています。
子供のころからPSをはじめニンテンドー64やプレイステーションなどで育った僕は生活の中に常にゲームがあり、ストレス解消に役立ってきました。
最近ではスマートフォンでもクオリティの高いゲームも多くリリースされており、テレビを使わずとも手軽に遊べるようになり、ちょっとしたスキマ時間でもリフレッシュが出来るようになっています。
また、これらデジタルなゲーム以外にも、ボードゲームやカードゲームなどのアナログなゲームもおすすめです。自分のペースでできますし、アナログゲームは基本的に人とやるものが多く、人との会話を楽しみつつプレイすることが出来ます。
楽しさを共有できるという点も楽しめるところではないでしょうか。
これらのゲームは脳を刺激してくれるため、ストレス解消はもちろん、頭の回転が速くなったり、手先が器用になったりといったメリットもあります。
⑩掃除(断捨離)ですっきり
掃除をするのもストレス解消に効果的です。
部屋が汚れていたり散らかっていたりすると、気分的にも滅入ってしまいます。逆に部屋が片付いていれば、それだけで気分はすっきりし爽快感が得られるでしょう。
掃除の中でも特に断捨離がおすすめで、断捨離は要らない・使わないものはバッサリと切り捨てるため、思い切って捨てるという行為はそれだけでストレス発散になりますし、掃除の後は達成感が得られるのです。
体の疲れをとるのに有効な休み方
・睡眠を上手にとる
ストレス発散をする上で休みを取るのはとても大切です。
心も体もリフレッシュし、疲れをとることが出来ます。
上手に休むコツとしては、睡眠を大切にし、睡眠サイクルを意識した睡眠をとることです。
睡眠には、ノンレム睡眠とレム睡眠の2種類があり、それぞれに役割があります。
まず、睡眠導入後はノンレム睡眠に入ります。
ノンレム睡眠は夢を見ない時間帯で、主に脳を休める睡眠です。
記憶や思考、知覚、交感神経などの脳の機能を休ませています。
そしてその後に表れるレム睡眠は、主に体を休ませる睡眠で脳は記憶の整理をしています。
眼球運動がみられ、夢を見るのもこのレム睡眠の時間帯です。
人はノンレム睡眠とレム睡眠を交互に繰り返し、ノンレム睡眠とレム睡眠1セットで約90~100分程度です。
入眠に近い時間帯ではレム睡眠の時間はごくわずかですが、睡眠時間が長くなるにつれレム睡眠の時間が長くなっていきます。
このレム睡眠は睡眠が浅い状態のため、レム睡眠に合わせて起きればすっきりと目覚めることが出来ます。
上手に疲れをとるためには、睡眠サイクルを意識した睡眠を心がけるとよいでしょう。
・プチ昼寝で体を休ませる
日中のちょっとした時間を効率的に休むには、「プチ昼寝」がおすすめです。
昼休みなどで取る20~30分程度の昼寝は、脳のリフレッシュに繋がり、仕事の効率が格段にアップします。
リラックスすることによりストレスも低減することが可能です。
研究の結果では、昼寝をすることにより昼寝しない場合と比べて脳のパフォーマンスが向上、その数字はなんと34%程度とのことです。
僕もプチ昼寝を取ることを心がけており、プチ昼寝した後は頭がすっきりして午後からの仕事や遊びがはかどります。
10分程度でも構いませんので、プチ昼寝をすることをおすすめします。
・体を休めてくれる、疲労回復効果のある食べ物を食べる
疲労回復効果が期待できる食べ物を食べるのも効果的です。
そのひとつがすっぱいことで有名なクエン酸です。
クエン酸は、疲労物質の発生を抑制するとともに、すでにある疲労物質を除去する効果があります。
クエン酸を多く含んでいる食べ物は主に梅干しやレモン、グレープフルーツ、お酢などです。
また、ビタミンB1はビタミンの中でも疲労回復の効果があると言われ、疲労感の改善に効果があります。
体内で糖質をエネルギーへ変換する働きがあり、特にブドウ糖を分解して脳のエネルギーを得ているため、ビタミンB1が不足すると脳の働きが低下し、精神状態が不安定になったり、記憶力の低下、うつ病の原因になったりする事もあります。
ビタミンB1は豚肉に多く含まれており、他にもうなぎや大豆などにも多く含まれています。
他にもたんぱく質は疲れた筋肉の修復に必要な栄養素で、免疫細胞を作る働きも持っています。
たんぱく質は魚や肉、大豆、卵などに多く含まれ、比較的摂取しやすい栄養素です。
これらの疲労回復に効果がある栄養素を意識的に摂取し、疲れを溜め込まないようにしましょう。
癒し効果があると評判の名言
世の中には、疲れを癒すと評判の名言が多く存在しています。
多くの偉人たちの名言がありますが、特に名言を生み出してきた偉人として良く名前があがるのが相田みつをさんです。
相田みつをさんは1924年に生まれ、1991年にご逝去されるまで数多くの名言を残されました。いまやその名言は色々なところで目にすることが出来、テレビはもちろん、数多くの書籍やカレンダーなどさまざまなところで取り上げられています。
また、テレビでの特集も多く組まれ、相田みつをさんの生涯をドラマ化したものもあります。相田みつをさんの美術館には、数多くの名言に触れることが出来ますので、足を運んでみるのもおすすめです。
僕が特に気に入っているのが相田みつをさんのカレンダーで、毎日日めくりを行うタイプなので、日々さまざまな相田みつをさんの名言に触れることができ、毎日癒されて大変重宝しています。
また、相田みつをさん以外にも名言はたくさんありますが、本屋さんなどで名言集の書籍を購入することも可能ですし、インターネットで検索したり、スマートフォンのアプリなどでもたくさんの名言に触れることが出来ます。
多くの名言に触れることで、心を落ち着かせる効果が期待できますし、人間として少し成長出来たような感覚になります。
しかし、名言は世の中にたくさんありますが、大切なのは、自分自身が「心に響く良い言葉だ、名言だ」と感じる事です。
ぜひ、これは名言だと思う言葉を探してみてください。
参考までに名言の動画をご紹介しておきます。
あなたへ捧ぐ癒される言葉集
疲れを癒やす力がある音楽
疲れを癒すためにはリラックスがとても重要ですが、リラックスする手段の中でも音楽の力は計り知れないものがあります。
音楽を聴くという行為は古くから何百年も受け継がれてきており、現代のポップスはもちろんクラシックや民族音楽など、人類の歴史の中で音楽は常に身近にあるものでした。
現代を生きる私たちも同様で、小学校などの教育には音楽の授業がありますし、幼稚園や保育園などでもお遊戯などの形で音楽を自然と取り込んで生活しています。
普段の生活の中でもテレビドラマやコマーシャルなどでも耳にする音楽は、もはや当たり前のように私たちの生活に根付いています。
・音楽による効果
音楽を聴くことで、癒しを感じている時に脳から出る、アルファ波(α波)と呼ばれる脳波が出やすいということが分かっています。
このアルファ波は睡眠導入時にも出る脳波で、リラックス状態と密接に関係しており、音楽によるリラックス効果が科学的に証明されています。
音楽の中でもリラックス効果が高いものとして有名なのが、ヒーリングミュージックと呼ばれるゆったりとしたBGMがその代表です。
オルゴールやシンセサイザー、ピアノなどから構成されるシンプルな音楽は、理屈抜きにゆったりリラックスできる音楽です。
また海のさざ波や森林が風に揺れる音、鳥のさえずりのような自然界の中にある音を聞くのもとても効果があります。
これらは1/fゆらぎと呼ばれる一定ではない不規則なリズムになっており、人はこの不規則なリズムを心地よいと感じます。
他にも、自分の好みの曲を聴くこともとても効果的です。J-POP、ROCK、HIP-HOP、演歌など音楽には様々なジャンルがありますが、どのジャンルがリラックスできるかは、人それぞれ異なります。
聞いていて自分にとって一番気分が良くなるものが一番効果を期待できますので、ジャンルにとらわれず色々な音楽を試してみるのが良いでしょう。
・音楽が疲れを癒す手段としておすすめの理由
疲れを癒すために音楽をおすすめする理由はいくつかあり、一つは集中せずに何かをしながらでも音楽を聴くことが出来る、いわゆる「ながら聴き」が出来る点です。
音楽を聴くためにわざわざ時間を割く必要がなく、家事をしながら、勉強をしながら、移動しながらなどいつでも手軽に聴ける音楽は、忙しい現代人にピッタリのリラックス方法のひとつです。
また、音楽を聴くためにはレンタルショップでCDを借りることもできますし、インターネットでのストリーミングによる音楽配信も充実しています。
音楽を聴くことによるコストがあまりかからず、経済的です。
・癒やされるオススメ音楽をご紹介
~自己嫌悪に陥った人に聴いてほしい洋楽~Perfect by P!NK 日本語訳
辛い時に聞いて欲しい洋楽 Cry-jamestown story
辛い時に聞いて欲しい洋楽 Let it be-glee cast
落ち込んだ人を全力で応援する洋楽集日本語字幕付き
仕事や働き方を変えるのも選択肢のひとつ
疲れやストレスの原因がわかり、その対策として体を休めたりストレス解消をしてみても、結果として体調不良の症状が改善しなかったり悪化する一途だという場合もあるでしょう。
そう言った場合は、思い切って部署異動や転職をするのも有効な手段です。
人にはそれぞれ得手不得手がありますので、自分に合わない仕事は必要以上に疲れたりストレスが溜まるのは当然です。
特にその職業や職種にこだわりがないのであれば、他の部署へ異動願いを出してみたり、転職を検討してみるのも良いでしょう。
仲のいい友人が何度が転職をしてきましたが、初めて転職した時の理由は、職業自体が自分の性に合っていないと感じたからでした。
誰しも初めての就職がありますが、とりあえずこの会社に入っておこうという考えで入社する人も少なくないようで、そのようなケースの場合は自分の理想や想像と大きくかけ離れた仕事に絶望感や悲壮感を感じて転職するという方が多いようです。
そして二回目の転職の理由は、職場の人間関係、特に理不尽な上司とウマが合わなかったことだったそうです。
職場の上司や同僚は選べませんが、会社や部署を変えればある程度選ぶことが出来ます。
ウマが合わない場合や生理的に無理な人とはよほどの努力をしないと慣れることはできませんので、そういったケースの場合は潔く転職するのも一つです。
人には得意な分野や、付き合いやすい人というのがあり、当然その反対も存在します。
自分に合わないフィールドで無理をし過ぎると、そのしわ寄せは自分の体や心に来てしまいます。
ある程度の忍耐は必要かもしれませんが、それによって自分を犠牲にしてしまうと取り返しのつかない事態になることもあり得るでしょう。
あまり無理をせず、無理だと感じた際は思い切って環境を変えてみるのも有効な手段のひとつです。
疲れ・ストレスを溜めない生活を
人はただ生活するだけでも必ず何らかの疲れやストレスを感じ、抱えて生きています。
その疲れやストレスは完全に0にすることはできませんが、努力によって0に近づけることは可能です。
ちゃんと自分と向き合い、自分が置かれている環境、自分の状態をきちんと理解することで、少しでも疲れやストレスを軽減することが出来ますので、上手に付き合い、絶対に無理をしないように心がけてみてください。
そして一日を振り返った時に、「今日もしんどかったなぁ」と思うような環境から、「今日も充実した一日だったな!」と思えるようにしていきましょう。
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