【例文あり】上司の送別メッセージ何て書く?親しくないときの書き方とは

部署異動が多い春。

あなたの上司も昇進したり、年齢によっては退職など、別れの季節でもありますよね。

 

そこで1番困るのが、送別でのメッセージです。

直属の上司であれば思う事も色々とあるでしょうが、そんな接点もなく、ましてやあまり好きでもない上司となれば、何を書けばいいか悩みますよね。

そういう背景もあってか、私の職場では送別会のみで、メッセージを贈る習慣がありませんでした。なぜなら、退職でもない限り、部署異動程度であれば顔を合わす事も多いので「必要ないのでは?」という意見が多かったからです。

 

あなたの職場ではどうでしょうか?

また顔を合わすかもしれないからこそ、上司なだけに悩むメッセージ。

書いたあなたが良い印象で終われるように、上司にとって高感度の高いメッセージとは何か、一緒に考えていきましょう。

※この記事は総務経験者のプロライターさんに代筆していただきました。
目次

上司がもらって喜ぶメッセージ

一緒に仕事をしていたのであれば、上司も部下の性格は把握しているはずです。

最後ですし、素直に感謝の気持ちを伝えるのが1番でしょう。

できれば、上司との体験談を具体的に交えて伝えるとさらに良いですね。

・○○さんには大変お世話になり、感謝の気持ちでいっぱいです
・○○の件で迷惑をかけたにも関わらず、最後までサポートして下さり嬉しかったです

 

 

あまり良く思っておらず、むしろ好きではなかった上司の場合は、大抵は「尊敬の気持ち」を表すと好印象になるでしょう。「終わりよければ全てよし」とも言いますからね。

・仕事に対する姿勢では見習うべき点が多く、たくさん勉強させて頂きました
・反論してしまった事もありましたが、○○さんと仕事ができて本当に楽しかったです

 

 

あなたの上司の性格に合わせて、喜びそうなワードを混ぜつつ、感謝の気持ちを伝えてみて下さい。

上司に寄せ書きなどメッセージを書く時のビジネスマナー

寄せ書きとはいえ、相手は上司です。

あまりフランクになりすぎず、丁寧な敬語で書きましょう。

 

あなたの職場の雰囲気にもよりますが、名前もあだ名とかではなく、苗字やフルネームの方が良い場合もあります。

書き込む前に、あなたの先輩が書いたメッセージなどを参考にして、それに合わせた書き方にしておくと安心ですよ。

 

 

そして、1番注意すべきは、あなたが褒めているつもりでも、上から目線にならないように気を付けなくはなりません。

 

特に「頑張っていましたね」とか、「見直しましたよ」などは避けた方が良いです。

日常では褒め言葉になるかもしれませんが、上司によっては「部下にそんな風に言われたくない!」と思う人もいるはずです。

 

それよりも「楽しかったです」や「感謝しています」など、受け身の姿勢で書いた方が良いでしょう。

私の後輩でも、送別会の席で上司に、「見直しちゃいましたよ!」と軽い気持ちで言ったら、「今までどんな風に思っていたの?」と返され困っていましたね。

あなたも気を付けてみて下さいね。

上司との具体的なエピソードはある?

親しくない上司、もしくはあまり接点がない上司に限って困るのは、具体的なエピソードがない事ですよね。

そういった場合は、「今後一緒に仕事をする機会があるかもしれない」という気持ちで書くと良いでしょう。

・○○さんの事は同僚から聞いていて、前から一緒に仕事がしたいと思っていました
・あまりお話させて頂く機会がないままの異動で、大変残念に思っています

 

 

接点がなかったとしても、「その上司の存在は大きかった」という事を意識してメッセージを考えてみて下さい。

「寂しくなります」や「また一緒に仕事が出来る事を楽しみしています」など、次に繋がる言葉を加えれば、また部下になる事があったとしても、上司と良い関係を築けるはずですよ。

悩みがちなメッセージの締めの書き方

感謝の気持ちをズラズラと書いてみたものの、最後の締めって悩みますよね。

私も、最後の締めは1番悩みました。

なぜなら、締めの言葉によっては、感謝の言葉の印象も薄れてしまいますからね。

とても気を使います。

 

私の経験としては、最後は当たり障りのない言葉で良いのでは考えています。

・益々のご活躍をお祈りしております
・お忙しいとは思いますが、どうかお体大切になさって下さいね
・○○さんの事を、これからも応援しています
・今まで本当にお世話になりました

 

 

上司の年齢も配慮して、「これ以上は無理しないで下さい」という意味を込めて、体調を心配するのも良いですし、尊敬しているという意味も込めて「応援しています」と伝えてみるのも良いでしょう。

シンプルに「ありがとうございました」と感謝の言葉で締めくくるのもお勧めですよ。

 

そして、ここでも最後に「頑張って下さい!」という言葉は避けた方が無難です。

上司によっては「頑張りが足りないってこと?」と受け止めてしまいますからね。

「頑張る」ではなく「応援している」という表現を使うようにしましょう。

上司と親しくないときのメッセージ文例

ここでは、実際に親しくない上司に向けてのメッセージを見てみましょう。

〈例1〉 上昇志向が強い営業タイプの場合

○○さんは常に成績が良く、困った時にも親切にサポートして下さり、部署内でも憧れの存在でした。目標とすべき○○さんがいなくなる事は、とても寂しく思います。
次の部署でも、さらなる活躍をお祈りしています!

 

 

〈例2〉 神経質で細かい経理タイプの場合

○○さんが作成された資料はどれも完璧で、まだまだ未熟者の私にとっては学ぶ事が多く、とても良い勉強になりました。○○さんのような丁寧な仕事ができるように、私も今後努力していきたいです。今回はあまり話す機会はありませんでしたが、また一緒にお仕事できる日を楽しみにしています。

 

 

〈例3〉 現場上がりの努力家タイプの場合

現場の事をよく理解してくれている○○さんが上司であるおかげで、私はとても仕事がやりやすく、初めての作業でも安心して行う事ができました。本当に感謝しています。
毎日遅くまで残業されているようですが、お体大切になさって下さいね。

 

 

一見、具体的なエピソードを入れているようで、直接関わった話は入っておりません。

あくまで「あなたの存在は私にとって大きかった」という意味で、感謝と尊敬の気持ちを表現しています。

あなたの上司のタイプに合わせて、言葉を選んでみて下さいね。

 

 

私が今まで経験した送別会でも、「色々とお世話になりました。ありがとうございました。」とまとめてしまう人がいましたが、いくら親しくない上司であったとしても、シンプル過ぎるのは避けた方が良いと思います。

なぜなら、違う部署から異動してきた上司が、意外と部下のメッセージを細かく見ている事を知り、私も「気を付けよう」と思ったからです。

さいごに

上司と言う立場は、案外板挟み状態である事が多く、業績以外で評価される機会が少ないです。そういう時に、部下から励ましの言葉をもらえたら嬉しいものですよね。

あなた自身が、どんな上司とでも気持ちよく働けるように、今までより少しだけメッセージに気を使ってみてはいかがでしょうか。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

コメント

コメントする

CAPTCHA


目次