職場でいじめられるタイプの人の特徴と対処法3選

本来であれば、仕事に集中して成果を出すのが社会人のあるべき姿ですよね。

 

けれど、残念ながら何かと理不尽な理由をつけて、いじめる事で相手より優位に立とうとする人がいます。

 

それは規模関係なく、どこの職場でもありえる事です。

 

私の知り合いでも、ある男性社員が明るい性格でいじられキャラなのをいい事に、人が見ていないところで暴力を振るう先輩がいました。

 

人が見ていないだけに周囲に訴える事もできず、彼は職場を異動する事で先輩から距離を置く事ができ、今でも元気に同じ会社で働いています。

 

どんな理由であれ、いじめをする相手が1番悪いのですが、いじめられる側からすれば「解決したい」よりも、これ以上嫌な思いをしないために「関わりたくない」のが本音ではないでしょうか?

 

職場でのいじめは、些細な事が原因で始まります。

 

まずは予防策として、どんな人がいじめの対象になりやすいのか確認してみましょう。
※この記事は社会人歴10年のプロライターさんに代筆していただきました。

目次

いじめる人はなぜそんな行動をしてしまうのか

いじめる人は、基本的に普段から不満を抱えている人が多いです。

 

・会社での評価に満足していない
・頑張っている自分より、相手が優位に立つのは許せない
・プライベートが上手くいっていない

 

働いていると嫌な事もありますし、ストレスも溜っていきます。

 

だからこそ、大抵の人はプライベートで上手くストレス発散し、嫌な業務に対しても「これも仕事」と割り切って取り組んでいく人が多いでしょう。

 

 

ですが、いじめる人は、不満を上手く自分で解消する事ができないので、八つ当たりするような形で、自分より立場が弱そうな人を狙って憂さ晴らしするのです。

 

どんな理由があったとしても、同じ社会人として感心できる行動ではありませんよね。

職場でいじめられるタイプの人特徴

本人がそのつもりがなくても、少しでも組織の中で目立った行動をすると標的になる場合があります。

 

その特徴は様々です。

 

・仕事ができすぎる
・自己主張が強い
・人の悪口や愚痴が多い
・自分の意見がはっきりと言えない
・仕事でミスが多い
・周りから嫉妬される要素がある

 

仕事ができすぎても鼻につくし、仕事ができなくても許せないという、いじめの基準は曖昧である事がよく分かります。

 

私が出会ってきた中でも、自分の意見を言えずモジモジしているような人は、周囲を苛立たせている事がありました。

 

それでも、いじめに発展する事はありませんでしたよ。

 

その人の「個性」として受け止めていましたので、仕事での注意はするものの、わざわざ嫌がらせするような人はいませんでした。

 

どこの職場も、そんな考え方の人ばかりなら良いのですが、残念ながら会社によっては厳しいのが現状です。

 

どんな理由があったとしても、いじめは正当化されるべきではありません。

 

また、いじめによって、あなたの人生を振り回される事があってはいけないはずです。

 

「いじめの標的にならないようにする」のも、処世術としては必要なスキルと言えるのではないでしょうか?

対処法1.自信を持った立ち振る舞いをする

いじめる人は、相手より優位に立ちたい気持ちが大きいです。

 

そのため、相手が少しでも自信なさそうな雰囲気で、自己主張が弱いところを見つけると標的にされてしまうのです。

 

例えば、先輩から会議中に意見を求められたとしましょう。

 

その時に、オドオドして自分の意見をハッキリ言えないとなると、意外と会議の中で目立ってしまいます。

 

それよりも、質問に対してハキハキと答え、理解できていな部分があるならしっかりと確認するようにすれば問題ないわけです。

 

 

私自身あがり症なので、人前ではいつも緊張していましたが、自宅で何度も練習して、本番では堂々と言えるようにしておきました。

 

自信がなかったとしても、意見がなかったとしても、しっかりとした口調で答えるだけでも印象は全く違います。

 

仕事中だけでいいので、ハキハキと喋れるように意識してみて下さい。

対処法2.いじめにリアクションをしない

いじめている相手が、どれだけ精神的にダメージを受けているのか、いじめる人はよく見ているものです。

 

あなたが悲しそうな顔をしていたり、苦しそうな顔をしていると、余計に面白がっていじめがエスカレートしてくる場合があります。

 

だからこそ、何をされてもリアクションをせず、堂々としている事が大事なのです。

 

 

それでも、最初は高圧的に言われたりしたら萎縮してしまいますよね。

 

真面目なあなたであれば、注意されれば心から反省もするでしょう。

 

ただ、何度も言いますが、いじめに目的などなく、憂さ晴らしできれば相手など誰だって良いのです。

 

あなたは何も悪い事はしていません。

 

いじめでしか自分の存在をアピールする事ができない人など、相手にしなくていいのです。

 

それでも、もし苦しくなったら、あなたが信頼できる人に相談してみて下さい。

 

あなたの事をよく理解している相手なら、きっと味方になってくれるはずです。

 

そして自信を取り戻した上で、「仕事をする目的」を見失わないようにしましょう。

対処法3.いじめる人が尊敬する人と仲良くなる

いじめてくる相手が個人である場合、1番有効的なのが、いじめる人が尊敬している人とあなたが仲良くなる事です。

 

尊敬している人がいなかったとしたら、先輩や上司など、逆らえない立場の人を味方につけるようにしましょう。

 

そうすれば、何か問題があったとしても、信頼を得ていれば先輩も上司もあなたの意見を聞いてくれるはずです。

 

「そんな事、簡単にできるわけないよ!」と思うかもしれませんが、日頃から頑張るあなたを、誰かしら見てくれている人はいるものです。

 

 

実際に、先輩からいじめにあった男性社員も、最初は上司からも疑われて辛い想いをしていました。

 

ところが、少しずつ先輩が嘘をついていた事が周囲の発言により発覚し、男性社員がどれだけ「縁の下の力持ち」であったかが分かってきたのです。

 

それにより、先輩が何を言ったとしても「○○君は、絶対にそんな事はしないよ」と、上司も相手にしなくなりました。

 

それどころか、先輩の評価が著しく下がって、男性社員の評価が上がり、上司に意見を聞いてもらえるようになったので、以前より仕事がしやすくなったのです。

 

男性社員も昇進し、今ではいじめの事もどうでも良くなったのか、現在では普通に先輩と喋れるくらいになりました。

 

ただ、周囲に味方を増やし、相手にしない事で上手く解決できれば良いのですが、いじめによってはそんな簡単に解決できないものもあるでしょう。

 

立場によっては、距離を置こうにも置けない事だってあるはずです。

 

そういう時は、1人で抱え込まず誰かに相談し、我慢できない時は逃げる事も必要です。

 

それでも「もう少し、この会社で頑張ってみたい」と思えるならば、普段の行動から変えて、いじめには屈しない態度で仕事と向き合っていきましょう。

 

あなたは、今までも大きな壁を乗り越えてきたはずです。

 

目的を見失わずにいれば、きっと環境も良い方向に変わっていくはずですよ。

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