最近よく「老後破産問題」という言葉を耳にしますが、少子化の進む昨今年金の受給金額も下がり老後の資金に不安を感じている方は多いのではないでしょうか?

 

定年退職後は年金・貯蓄を切り崩していく生活になりますが、生活費は現役時代の7割は必要と言われています。

 

そして、受給できる年金についても、現在の受給されている方の金額より少なくなると言われています。

その中で、具体的にどのくらいの資金が有ればよいのでしょうか?

既婚・独身によっても金額は異なりますし、各家庭で多少差異はあると思いますが、必要な資金の計算方法や定年が近くなっても貯められる方法などをご紹介します。

 

安定した老後を過ごしたい!!老人ホームはいくらかかるの!?

老人ホームや介護施設に入居するにあたっては、どのくらいの費用がかかるのでしょうか?

 

また、老人ホームと言っても様々な形態の施設がありアットホームな雰囲気から高級感あふれる施設まであります。

そして、入居には入居一時金や敷金などまとまった費用が必要となります。

 

高齢者向け施設系・居宅系サービスにかかってくる費用は、介護サービス費と生活費になります。介護サービスについては要介護度による個人差はありますが、どのような施設に入所しても大差はないでしょう。

生活費については家賃・食費・入居にあたっての一時金、地域差や施設のグレードによって変わってきます。

 

特別養護老人ホーム

月おおよそ7~15万円で入所の際の一時金はありませんが、要介護度3以上の方しか入所が出来なくなりました。

 

 

有料老人ホーム

入居時まとまった入居金が必要なところもあれば、入居金が0円の所も最近では増えているようで、各有料老人ホームによって変わってきます。

グレードによって生活費用は変わってきますが、一般的なものでおおよそ月20~25万円が必要となります。

 

 

サービス付き高齢者住宅

近年注目を集め管理人が常駐している賃貸マンションやアパートのような感じです。

介護サービスはセットになっているところもあれば、別途契約しなければいけないところもあるようです。

生活費はおおよそ15~20万円で敷金や連帯保証人が必要になってきます。自由度が高く外出や外泊も可能な施設です。

 

月に使える生活費の金額は施設によって様々で、支払える金額によって検討していかなければなりません。

また、地域によっては申し込んでもすぐに入所することが難しいところがあるなど、事前に調べておく必要があります。

 

老後の一人暮らし!!1年間の生活費とは!?

一人暮らしの老後の生活費はどのくらいかかっているのでしょうか?

平均的な老後の生活費を家庭調査から算出してみると毎月約15.8万円程度発生しているようです。

 

持ち家か賃貸かで家賃が変わって来ますし、住んでいる地域やその時々の物価、男女差で多少の誤差は生じてきますが、ここでは平均的な金額で計算していきたいと思います。

 

まず内訳です。

 

項目:生活費

食費:40,050円

住居:20,148円

水道・光熱費:11,088円

交通・通信費:18,712円

被服費:5,293円

保健医療:6,632円

家具・家事用品:5,316円

娯楽:19,395円

その他:32,119円

 

158,753円✕12か月=1,905,036円

上記が年間で必要な生活費となります。

 

ここから年金の受給金額を差し引くことになります。

 

独身ということであれば仕事をして生計を立てているはずですので、「国民年金」か「厚生年金」のどちらかの受給資格があるはずです。

 

受給金額は年金定期便などを参考にすると、年金受給金額が分かります。

 

独身女性の平均年金受給額は月108,000円

独身男性の平均年金受給額は月180,000円

 

となっています。

 

独身女性の場合は15,8753円-10,8000円=-50,753円

毎月50,753円不足する計算になります。

 

女性の場合は年間約609,036円が不足なので老後の生活が始まるときにはある程度の蓄えが必要となってきます。

 

不安を減らす!!保険や貯蓄のすすめ

公的年金があまり信用できない今、どのようにして老後の資金を貯めていけばよいのかと悩む方も多いと思います。

 

その一つに保険がありますが、種類・特徴・メリット・デメリットが様々でその中で自分に合ったものを選ぶことが必要になってきます。

 

保障を受けながらお金を貯めたい人、貯金がなかなかできない人、安定してお金を貯めたい人はぜひ検討してみてはいかがでしょうか?

 

低解約返戻金型終身保険

安定して積み立てができ、しっかり支払いをしていくとお金が増える仕組みになっています。

将来支払われるお金は決まっているので安定して積み立てができ生命保険の死亡保障もついています。

ただ、途中で解約をしてしまうと戻ってくるお金は、総保険額よりも少なくなってしまいます。

 

 

個人年金

死亡保障の機能はほとんど持たないもので、出来るだけリスクを少なくコツコツと貯めていく保険になります。

こちらも早期解約の際は損をしてしまうので注意が必要になります。

また、保険料の一部が所得から控除できる「個人年金保険料控除」を受けることが出来ます。

 

外貨建て保険

通常の保険よりも利率が高いのが特徴です。

予定利率が高いため保険料が安く設定されており、満期や解約の際に円安になっていると、受け取れる金額が増える。

また、外貨資産として保有することが可能です。

デメリットは円高の時には受け連れる金額が減り、両替すする際には為替手数料がかかってきます。

外貨投資の無い場合は将来の見通しが難しいのも現状です。

 

 

簡単な保険をいくつかご紹介しましたがこの他にもたくさんの保険があります。

もちろん、それぞれにメリットとデメリットがありますので、ご自分に合った保険を見つけることが大事になってきます。

 

一言で老後備えたい金額はご自分の将来のライフプランや、支払われる公的年金、家族構成などによっても大幅に変わってきます。

 

まずは、老後どのような生活を送りたいか?

そのためにいくら必要か?

必要な金額を今からどのようにすれば貯めていけるかを計算してみることが大事です。