最近、ため息が増えて、仕事にやりがいを感じない・・・
あなたも、そんな日はありませんか?
ずっと仕事をこなしていく上で、やる気がでない日は誰だってあるものです。
けれど、そんな気持ちで仕事をしたところで効率も上がらないし、あなた自身も辛いはず。
私も、そういう日に限って面倒な失敗をして、周囲に迷惑をかけてしまったものです。
どうせなら、やる気に満ち溢れた状態で仕事をしたいですよね。
「それが簡単にできたら、悩んでないよ!」
確かに、言葉で言うのは簡単だけれど、自分の感情を上手くコントロールするのは難しいものです。
さらに、1日や2日でモチベーションが上がっていくならまだしも、さらに下がっていくなら注意が必要です。
なぜなら、それは気持ちの問題だけでなく、あなたのやる気を下げている理由が他にあるからです。
あなたは、心当たりありませんか?
少しでもあなたが気持ちよく働くために、何が原因でモチベーションが下がるのか、一緒に理由を探してみましょう。
※この記事は社会人歴10年以上の方に代筆していただきました。
仕事のモチベーションが今一つ上がらない原因を考える
モチベーションが下がるという事は、普段なら平気でできる事でも、なんだか行動する気になれない状態の事を言うはずです。
あなた自身が懸命に仕事に取り組んでいたとしても、その気持ちを踏みにじるような状況になっていませんか?
・労働時間が長く毎日帰りが遅い
・給与が低く昇給も期待できない
・頑張っても正当な評価が得られない
・職場の雰囲気が悪く協力的でない
・単純作業ばかりで、やりがいを感じない
他にも色んな理由が絡み合って、不満や不安が積み重なっていき、今まで我慢できた事さえも辛く感じているのではないでしょうか。
仕事や職場に問題はないか
モチベーションを上げるには、環境というのは非常に大事です。
例えば、汚く散らかった部屋より、整理整頓されたキレイな部屋の方が過ごしていて気持ちが良いものですよね。
あなたの職場の雰囲気はどうでしょうか?
・上司が厳しく、よく怒鳴られる
・面倒な仕事ばかりを押し付ける
・業績不振で、会社の将来が危うい
・嫌いな人がいて、同じ空間にいるだけで苦痛
・結果を出しても給与に反映されない
私は、尊敬している人と一緒に仕事をしていれば気合が入りましたし、嫌いな人と一緒であれば、それだけでがっかりしたものでした。
気にしていないつもりでも、無意識に体は反応してしまうものです。
もしくは、上司に毎日怒鳴られたり、先輩から嫌がらせされたりと、精神的苦痛が待っているのであれば、モチベーションを上げるなど厳しいはずです。
むしろ、社員のやる気を下げている職場に原因があると言えるのではないでしょうか。
モチベーションが低いままのときはどうしたらいい?
モチベーションは無理に上げる必要はないと思います。
むしろ、無理に上げようとすると余計にやる気が失せてしまうものです。
今のあなたが、無理せずできる事から取り組んでみましょう。
1. 「やらねば」から「やってみよう」に考え方を変えてみる
仕事をしていると、いつも時間に追われがちです。
「~やらなきゃ」と、頭の中でも無意識に自分を追い込んでしまっていると思います。
そのような場合は、気持ちが下がっている時には余計にストレスに感じでしまうものです。
「~やってみようかな」ぐらいの気持ちで取り組んでみましょう。
2. 今の状態から無理せずできる仕事から取り組む
行動に移すまで時間がかかったとしても、動き出せば意外とすんなり出来た、なんて事はないでしょうか?
私の場合は、机の周りを少し片づけて、単純な書類整理やメールチェックなど、気合を入れてやらなければいけない仕事の前に、無心でできる単純作業をしていました。
そうすると、意外と仕事スイッチに入り、その後も黙々と仕事が出来たのです。
ですので、いつも当たり前にやっている仕事の順番を少し変えてみるなどして、今のあなたで無理せずできる作業から取り組んでみましょう。
3. 小さな目標をつくる
大きな目標があるのも素晴らしい事ですが、そこに辿り着くまでに、小さな目標をつくっておくと何事も取り組みやすくなります。
そんな大きな事でなくて構いません。
私の場合は「この仕事は午前中で終わらそう」などと、どんな仕事にも必ず自分の中での締め切りを作っていました。
黙々と目標タイムに向かって作業し、途中で電話対応などをして時間オーバーしてしまった時は、ひとり心の中で悔しがったものです。
最初はゲーム感覚で、自分の中で密かにルールを作って取り組むと、いつもの作業にも少しだけ変化を感じるはずです。
もちろん、目標タイムを達成できた時は、私はご褒美にコーヒーを1杯飲んでいました。
あなたも、小さな目標を達成できた時のご褒美を考えておくと良いですよ。
なかなか改善しないときは転職も考えてみよう
「できる事はやってみたけど、やっぱりダメだ・・・」
そういう場合でも、自分自身を責めるような事はしてはいけません。
あなた自身が思っている以上に、心が疲れているのです。
そういう時に、無理をしてはいけません。
そして、何度も改善しようと試みたのに、それでも出来ないという場合は、仕事自体があなたに合っていなくて、ただただ苦痛に感じているのかもしれません。
どんな仕事も、実際にやってみるまで分からないものです。
話だけ聞いたところで、入社してみたら全くイメージと掛け離れていた、というのはよくある事です。
最初は部署異動や、業務内容を変更してもらうなど、上司に相談して、社内で解決できる事は解決していきましょう。
それでも厳しいという場合は、転職を視野に入れてもいいと思います。
もしかしたら「そんな事ぐらいで」と批判してくる人もいるかもしれません。
でも、誰しも相性はあるものです。あなたが苦痛に感じる事を続けたとしても、会社にも、あなた自身にも何のメリットもありません。
なかなか改善しない場合は、あなたの本当の気持ちに耳を傾けてみましょう。
仕事のモチベーションを保つために大事なこと
あなたは、目標がありますか?
もし、あなたが日々の生活の維持のためだけに頑張っているのだとしたら、それはとてももったいない事です。
目標でなくても、仕事に関係なく、夢を持ち、挑戦してみたい事があるというのは、モチベーションを保つためには大変重要な事です。
誰だって現状維持の方が楽ですし、変化に対応するのは疲れます。
けれど、ずっと同じような毎日を過ごすというのも楽しくないはずです。
新しい事に挑戦するというのは、あなたの人生を潤す大事なエッセンスです。
最初から「独立するぞ!」とか「大きなプロジェクトを成功させるんだ!」とか、大きな目標を作る必要はありません。
今のあなたで、毎日続けられる事から始めてみましょう。
1時間、いや5分。それでも厳しいなら1分でもいいです。とにかく、毎日続けることを目標にしましょう。
そして、余裕ができたら、少しずつ取り組む時間を増やしてみましょう。
もし、気持ちがくじけそうになったら、目標を達成した自分を想像してみましょう。
もしくは、同じような目標を持つ同志と話して、刺激を受けるのも良いと思います。
すると、それが毎日の習慣になり、あなたにとっての当たり前となって、気付けば無理せず取り組めるようになっているはずです。
モチベーションを保つというのは、意気込んでするものではなく、むしろ肩の力を抜いて取り組むものです。
どれだけ習慣化し、楽しく取り組めるかに重点を置いた方が、気持ちも楽なはずです。
「継続は力なり」です。
大抵の人は、途中で諦めてしまう事が多いです。
そんな中、自分自身の目標に向かって、モチベーションを保ちながら取り組む姿勢は、とても素晴らしい事です。あなたが当たり前にできる事でも、できない人も多いのです。
小さな事ではありますが、私は社会人になった時から、今もずっと家計簿をつけています。
家計簿をつけている事で、毎月一定額の貯蓄もできていますし、使う目的に向かって増える貯蓄額は、仕事を頑張ろうというモチベーションにも繋がります。
今は家計簿をつけない方が気持ち悪く感じて、歳を重ねるごとに記録する方法は変わっても、私にとっての当たり前の習慣になっていました。
ところが、先日友人から「ずっと家計簿つけられるなんてすごいよ」と褒められたのです。
私にとっては何も特別に思っていない事でしたので、大変驚きました。
それと同時に、私もそれなりに頑張ってきたのかなと、初めて自分を褒めたものでした。
最初は、そんなもので良いのです。
あなたも小さな目標を作って、毎日楽しくモチベーションを維持してみませんか?
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