元気に働き続けるために欠かせないお休み。
できれば120日以上あって、暦通りの休みが理想的ですよね。
私の場合は、110日程度の休みでしたので、120日以上休みがある友人が羨ましかったです。
あなたが勤める会社は、年間休日は何日ありますか?
毎月の給与は変わらないのに、会社によって日数は全く違いますよね。
さらに業種ごとに比べてみると、転職サイトの調査では最大44日も差があったようです。
44日ですと1ヶ月以上違うわけですから、衝撃的な結果と言えます。
「できたら、今より休みが多い会社に転職したい!」というあなたのために、どんな仕事であれば休みが多いのか、一緒に確認してみましょう。
※この記事は社会人歴10年のプロライターさんに代筆していただきました。
工場の仕事は暦通りに休めるところが多い
製品を大量生産する上で欠かせない工場ですが、今はほとんど機械が自動で作ってくれます。
そのため、生産ラインさえしっかりしていれば、歴通りの休みである工場も少なくありません。
特に、自動車メーカーの場合は、年間休日130日以上で夏季や年末年始休みもあり、さらには有給休暇も使えるというお勧めしたい業種です。
他にも、電気部品やコンピューター関連の工場も休みが多いです。
ただ、全ての工場が休みが多いわけではありません。
従業員が少なく、小さな工場で手作業が多いとなると負担も増えて、むしろ休みが少なくなります。
また、交代制勤務の工場も今は多いです。
私は食品関連の工場に勤めていましたが、休日日数は多かったとしても、製造ラインは日勤・夜勤のある交代制勤務でしたので、生活リズムが合わない人は大変だったようです。
食品関連ですと、衛生面からラインを途中で止める事ができないので、暦関係なくシフト制で365日24時間動いている工場が多いのが現状です。
メーカーの仕事は休みは多く残業も少ない
製品を生産する企業の事をメーカーと言いますが、いわゆる製造業は休みが安定しており残業も少ない会社が多いです。
・自動車、輸送機器メーカー
・電子、電気部品、半導体メーカー
・コンピューター、OA機器メーカー
・医療機器メーカー
・機械、電気機器メーカー
上記のメーカーは、転職サイトのアンケート調査によると年間休日は130日を超えています。
さらに有給取得日数も高いです。
ただし、ホワイトカラーなどの総合職の人への調査になりますので、ブルーカラーなどの生産の場で働く人は、同じ会社でも日数に差がでるかもしれませんね。
私の友人も自動車メーカーの事務をしていましたが、休みはしっかりしているし有休も気軽に使っていました。
それでも、休みが多いからと言って仕事が楽なわけではありません。
どこかの工程で問題があれば、全ての製品に関わる大きな問題へと発展します。
また、古風なメーカーも少なくないので、会社の社風も注意した方が良いでしょう。
公務員やJRもおすすめ
「暦通り休みが欲しい!」と言うのであれば、私としては公務員が1番お勧めです。
なんと言っても土日祝日休みで、夏季も冬季の休みもしっかりあるため、年間平均休日は138日あります。
残業代はもちろんの事、休日出勤手当もちゃんと支払われます。
それでも、部署によっては仕事の大変さにバラつきがあるようです。
全ての公務員が休みが多く、有休も気軽に使えるとは限らないのです。
それでも、休みが少ない会社で働いている人からすれば羨ましい話ですよね。
「暦通りの休みじゃなくいいから、給与は高い方がいい!」という事であれば、JRもお勧めです。
あなたもよく使っている電車であり、業界売上がトップの鉄道会社です。
完全シフト制で、泊まり勤務もあるハードな仕事ではありますが、年間休日は114日~120日程度あります。
何よりも、安定した業界であるため年収も他の業種よりも高いです。
例えば、JR東日本ですと40歳の場合の平均年収は700万以上です。
シフト制も、慣れてしまえば社員割引を使って、閑散期に1泊旅行ぐらいは可能なはずです。
中途採用も受け付けているので、電車好きで将来に不安を感じているのならば、1度確認してみてはいかがでしょうか?
休みが多い仕事の共通点
業種や職種は違っても、実は休みが多い仕事には共通点があります。
・ノルマがない
営業職の場合は、毎月新規の数字と睨めっこしなければなりません。
そして、取引先を確保するために、休みを返上して働く事もあるでしょう。
だからこそ、休みを確保するためにはノルマの有無は大変重要になります。
・残業が少ない
「残業と休みは関係ないでしょ?」と思われるかもしれませんが、不思議なもので残業が少ない仕事は、休みも多い仕事である場合が多いです。
シフト制の仕事も、トラブルがない限りは基本的には定時で帰れて、休日出勤する必要もありません。
「残業するほどの仕事量ではない」という事は、安定した休みを確保する上で欠かせないのです。
・離職率が低い
「年間休日は多いのに離職率が高い」という場合は注意が必要です。
なぜなら、会社で決められた休みは多くても仕事が激務で残業が多く、休日出勤などがある場合が多いからです。
誰だって休みが多い方が嬉しいはずです。
仕事に縛られる時間が長ければ長い程、精神的に余裕もなくなりますし、退職していく人も多いでしょう。
だからこそ、離職率が低い仕事である事が理想的なのです。
休みが多い仕事はどこで探せる?
転職サイトの検索機能を使えば簡単に調べる事ができます。
例えば「年間休日130日」と検索すれば、あなたが想像しているよりもズラッとでてきます。
ほかにも「残業が少ない」や「離職率が低い」などで調べていけば、より具体的に絞っていけるはずです。
ただし、やはり休みが安定している会社は人気があります。
ハローワークでも、給与が多少低かったとしても、やはり休みがある会社を選ぶ人が多いようです。
離職率が低ければ中途採用しない事も多いですし、新卒でしか受け付けない会社もあるでしょう。
それでも、諦めてはいけません。
全ての人が、今の会社を嫌で辞めているわけではありませんからね。
気になった会社があれば普段からチェックしておいて、募集を開始したと同時にすぐ応募するぐらいの気持ちでいれば、十分チャンスはあるはずです。
希望する職種があるのなら、事前に必要な資格取得しておくのも良いでしょう。
実際によく調べてみると、年間休日が多いというのは優良企業である場合が多いです。
それだけ社員の事を考えて業務内容を改善し、労働組合の希望から休みを増やす会社もあるぐらいですからね
休みが多ければ気持ちも安定しますし、精神的にゆとりができる事でコストパフォーマンスが高い仕事ができるのかもしれません。
あなたも、もし休みの少なさで悩んでいるのであれば、1度転職を視野に入れてみてはいかがでしょうか?
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